【場所見知りが激しいと発達障害!?】自閉症との関係性について

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この記事は発達障害児の保育経験があり、社会福祉主事任用資格を保持した保育士が執筆しています。





こんにちは、現役保育士です。

今回はママを困らせる子供の「場所見知り」についてですが、自閉症などの発達障害と関係が深いという事は知っていましたか?

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場所見知りとは

赤ちゃんが成長していくうちに家から出て外の世界を見るきっかけも増えてくるかと思いますが、

いつも見慣れている家の中の風景と違う世界に対面した時、子供は不安を感じる事がよくあります。

この現象を場所見知りと言い、保護者の方を困らせてしまう要因となる事もしばしばです。

保育園、幼稚園に入園する前でも場所見知りをする赤ちゃんは多く、表情が硬くなって動けなくなったり、泣き続けて情緒不安定になってしまう事もあります。

場所見知りは子供の発達において重要な成長過程でもあるので、全くしないという子供の方が実は少なかったりもします。

個人差はあれど、自宅以外の場所では情緒的に不安定になってしまう子供の方が普通だと言えますね。

しかし、場所見知りがあまりにも激しいと、適切な発達がされていない可能性もあり、場合によっては発達障害のサインとしても受け取る事が出来るので、

保護者の方は同年代の周りの子供と比べてみて極端に場所見知りが激しいと感じたなら注意して子供の言動を観察しておきましょう。

人見知りとの違い

同じような言葉で「人見知り」という言葉はよく聞くかと思いますが、「場所見知り」との違いは知っていますか?

言葉の並びを見た限りでは、見慣れない「人」に不安を感じるのか、見慣れない「場所」に不安を感じるのかの違いだという事は分かるかと思いますが、

人見知りをするからと言って必ずしも場所見知りをするとは限りません。

子供一人ひとりの性格によって違いますが、全く人見知りをしなくても場所見知りは激しいというケースもあれば、人見知りは激しいが、場所見知りは全くしないというケースもあります。

子供の反応にも個人差があり、大声で泣きわめく子もいれば、静かに固まって、動けなくなってしまう子もいます。

場所見知りと人見知り、どちらも「成長に必要な過程」という点では同じですが、不安を感じる度合いや反応も個人差が大きいようです。

発達障害?

場所見知りは発達障害に大きく関与しているという話もあります。

発達障害を抱えた子供は初めて行く場所では不安を感じてしまい、情緒的に不安定になってしまったり、パニックを起こしてしまう事もあります。

特に自閉症を抱えた子供の特徴において、場所見知りが激しいという項目もあるので、個人差もありますが、関係は深いようです。

自閉症との関係

なぜ自閉症と場所見知りの関係が深いのかと言うと、自閉症を抱えた子供は「場所」に対するこだわりが健常児よりも強い傾向にあるからだと思います。

見慣れない新しい地に行くと、自閉症の子供はまず、その場所を脳内で受け入れる作業に取り掛からなければなりません。

「自分にとってここは安全なのか」

「ここでは想像以上の事が起こらないのか」

慎重に考えを張り巡らせながら検証する作業がどうしても必要となるのです。

この「検証」がいわゆる場所見知りに繋がっているのですが、不安な表情やパニックはその場所を受け入れられないという判断を子供がしたからかもしれません。

また、自閉症を抱えた子供は音に関しても敏感で、「聴覚過敏」により、自分の想像している以上の音が鳴っていると恐怖を感じる事も多く、

他人の話し声や雑音なども混じると、脳内で音声を処理しきれなくなり、不快感を感じるとされています。

この際にも自閉症を抱えた子供はパニックを引き起こしたり、うずくまって耳をふさぎこんだりしてしまう事もあるようです。

場所見知りをしているだけであれば、自閉症と断定する事は難しいですが、

もし場所見知り以外にも自閉症の特徴に当てはまっているのならば、よりいっそう子供の言動には注意して観察した方がよさそうですね。

【自閉症の赤ちゃんの顔つき】の記事はこちら

場所見知りが激しい

場所見知りがあまりにも激しいと子供自身ももちろん楽しめませんが、それ以上に困ってしまうのは保護者の方ですよね。

ちょっと見慣れない土地で不安を感じる程度であれば問題はありませんが、あまりにも場所見知りが激しいと子供の成長に悪影響を与えてしまう可能性もある為、改善する必要があるかもしれません。

具体的には子供に安心させる為に、ママの顔を子供の視野いっぱいに埋めてあげるほど顔を近づけてあげるのが有効とされています。

子供に対し、愛着形成がしっかりとされているのであれば、ママの顔が近くで見れただけでも子供は安心しますし、

「不安だけどママがいるから大丈夫なんだ!」という感情に子供を促してあげる事が出来ます。

他にも、ママが楽しそうな笑顔でふるまう事によって赤ちゃんも楽しい気持ちになり、自然と場所見知りは消えていきます。

0歳の赤ちゃんや3歳以降の幼児でもママの表情によって子供の感情はものすごく左右されます。

どんなに楽しい場所でもママが楽しそうにしていなかったら子供は不安を感じますし、逆に楽しくない場所でもママの表情が良ければ子供は安心して過ごす事が出来ます。

まとめ

場所見知りが激しいとその分、お出かけの時などにかかるママへの負担は大きくなりますが、成長過程において必要なポイントでもありますので、あまり深く考えず、表情に気を付けて子供と関わってみましょう。

ただ、あまりにも場所見知りが激しいようでしたら、自閉症やADHD(注意欠陥多動性障害)などの発達障害の可能性もありますので、

他に思い当たる事はないか、注意して子供の言動を観察しておきましょう。

下の記事では自閉症を抱えた子供や自閉症傾向のある【グレーゾーンな】子供に対して、適切な発達を促すおもちゃを紹介しています。

子供の成長において、おもちゃ選びは非常に重要な環境作りとなるので詳細をご覧になってみて下さい。↓

自閉症の子におすすめのおもちゃ【8選】の記事はこちら

以上、保育士の助言でした。

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