【ブログ】自閉症に気づいたきっかけ|最初の違和感は【目線】でした

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この記事は発達障害児の保育経験があり、社会福祉主事任用資格を保持した保育士が執筆しています。

こんにちは、現役保育士です。

以前、私が担当している1歳児クラスの子どもたちに、自閉症の兆候が見られました。

結論から言うと、その子は本当に自閉症として診断を受けたわけですが、

この記事では、

  • その時の状況
  • 自閉症に気づいたきっかけ、
  • 最初の違和感

について解説していきます。

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自閉症に気づいたきっかけはいつ?

その子の自閉症の兆候が最初に現れたのは、1歳3か月です。

実はまだ、その子には明らかな自閉症の兆候はありませんでしたが、ある行動を観察していると、不安に思うことがあったのです。

とはいえ、その子は身体的にはとても健康そのものでした。

でもクラスの他の子どもたちが持っているような興味や関心を持たず、自分の世界に閉じこもっているように見えることがよくありました。

私が自閉症に気づいたきっかけ

私が「この子は自閉症なんじゃないか」と最初に気づいたきっかけは、

ズバリ、視線です。

その子は一対一で接するとき、彼は他の子どもたちとは違う状況や人に反応します。

特に他人と目を合わせるを嫌がり、他の子どもたちと一緒にいるよりも、ひとりでいる方が居心地が良さそうでした。

また保育士からの声掛けにも、他の子どもたちのようにすぐに反応してくれないので、私はより忍耐強く、粘り強く彼と接しなければなりませんでした。

その他にも、手をバタバタさせたり、体の動きが硬かったりギクシャクしていたりと、不快感を示すサインも見受けられました。

また、同年代の子供たちとのコミュニケーションはまだ【正常】の範囲内ではありましたが、言葉を形成するのに多少の困難がありました。

私は「何かおかしい」と思ったので、彼のご両親に相談することにしました。

両親の話を聞いてみると、以前からこの子 “変わった “行動には気づいていたようです。

とはいえ、特に何か特別な対応をしているわけではなく、いわゆるグレーゾーンのままのようでした。

その時、私はずっと自閉症の兆候を見ていたのに、何もしなかった自分自身に腹が立ちました。

もっと早くこの子の行動を注意深く観察すれば良かったのに、とても罪悪感を覚えました。

自閉症に気づいたきっかけの対応

その頃から私は、その子の自閉症の兆候を見逃さないように念入りに観察するようになりました。

そして分かったことは、

  • 体を使った遊びにほとんど興味を示さない
  • 他の子どもたちと交流しない、
  • 目を合わせたりすることもない
  • ほとんど音を立てない
  • 同じ行動を繰り返す

といった特徴を持っているということです。

さらに、子どもは不安と不快の兆候も示しました。

感覚的な体験に緊張することが多く、動きが反復的で、新しい環境に移行するのが難しいことにも気づきました。

1歳児に見られるこのような症状に気づけば気づくほど、自閉症の兆候が見られるようになりました。

違和感に気づいたきっかけは?

ちなみに、その子が目を合わせようとしないことに気づいたのは【ある違和感】を感じたからです。

私が視線を送ろうとするたびに、その子はすぐに目をそらしてしまうのです。

私はこの時点で、本人が不快感を抱いていることを察しました。

それから私は、この子の行動にもっと多くのパターンがあることに気づき始めました。

どの子よりも孤独で、仲間との交流が苦手で不安なようでした。

参加するのではなく、ただ傍観していることが多かったのです。

また、新しい環境や慣れない環境ではパニックを起こしやすく、叫んだり逃げたりするなどの逃避反応を示していました。

まとめ

この体験談を聞いて、私はこの子が自閉症であることをはっきりと認識したのです。

保育士として、子どもの行動に気づくことは、子どもの成長にとって重要なことなので、観察力と感受性を兼ね備えていなければなりません。

この子が自閉症であることが分かってからは、その子が教室で楽しく過ごせるように、関わり方を工夫したり、適切なサポートをしたりすることができるようになりました。

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