もしかして皆さんは「自閉症を抱えていると恋愛ができない」と思っているのではないでしょうか?
今回は自閉症でも恋愛ができる理由と注意するポイントを解説していきます。
自閉症は恋愛ができない?
自閉症が恋愛はできないのか?と気になっている方は多いと思いますが、結論から言うと全然できます。
もちろん自閉症の症状の重さによってその難易度は変わってくるかと思いますが、基本的にはどれだけ重い自閉症を抱えている方でも恋愛ができないということは無いです。
それではなぜ一般的に自閉症は恋愛ができないと思われているのかと言うと、自閉症の症状の一つに相手の気持ちがわからないということが挙げられているからです。
確かに恋愛において相手の気持ちを察する能力やコミュニケーション能力が重要視されていますが、その人の個性を認めてあげられるパートナーであれば、わざわざその短所を理由に恋愛対象から外すということはしません。
実際に自閉症を抱えている人でも恋愛や結婚をしている人はたくさんいますし 、自閉症を抱えていたとしても、その人が持つ魅力というのはそんな短所によってかき消されるものでもありません 。
そもそも一昔前までは自閉症なんていう病気は存在せず、誰だって結婚をしていた時代だったのですから自閉症の診断を受けているからといって自信を無くす必要はありません。
むしろ自閉症が社会的に認められてきた現代であれば逆に自閉症が武器となりそれに魅力を感じる人もいるのです。
つまり自閉症という発達障害そのものが武器となり長所となり得る時代になってきているということですね。
自閉症は一途
恋愛において「自閉症が長所になるなんてありえない」と考えている方も多いかと思いますが、実際に自閉症を抱えている人は一途になる傾向が高いと言われています。
なぜかと言うと良くも悪くも自閉症を抱えた方は欲望にまっしぐらなので仲良くなりたい異性がいると、それだけ一直線に相手のもとへ向かっていきます。
これは相手からしたら紛れも無く長所ですよね。
中にはこの行動に対し気持ち悪いと思う人もいるかもしれませんが、相手を思いやる心さえ持っていれば一途なことに何のデメリットもありません。
自閉症はモテる?
「自閉症とはモテる」という言葉を聞いて
「そんなはずはない」と思った方もいるかと思いますが、実際に自閉症を抱えた人がモテるという話も存在するのです。
というのも、自閉症を抱えた方はなぜか顔つきが整っているケースが多く、自分に自信を持っていない方が多いため相手からしたらアタックしやすい存在だと思われているからです。
実際に顔つきが整っているかアタックしやすいかは置いといて自閉症が短所になるという時代は既に終わりを告げているのは確かです。
特に女性が自閉症を抱えている場合は、女性をリードしたい男性からの人気が高いですし、逆に男性が自閉症を抱えている場合も面倒見がよいお姉さんタイプの女性から人気が高いように思います。
男性の恋愛
ではここから、男性と女性それぞれの目線に立って自閉症を抱えた人の恋愛のポイントについて解説していきます。
男性が自閉症を抱えている場合の恋愛は、とにかく相手の気持ちを思いやることを優先してください。
女性は男性とは違い、言葉でどうしてほしいか伝えるのが苦手な生き物です。
なので、態度や行動、仕草でそれを表すことがあるのですが、自閉症を抱えている男性はその女性の仕草を見ても察することが難しい傾向があります。
もし何か女性が不満そうな顔をしていたら、自分のどこに非があったのか、どうして欲しいのかを相手に素直に聞いてみる勇気が必要です。
自閉症を抱えている男性は、適切なコミュニケーションを取ること自体が難しいと感じている方も多いと思います。
そのような場合は、自分を素直な気持ちを相手に伝えることだけを意識するだけで大丈夫です。
素直な気持ちというのは「好き」とかそういうことではなく、自分が何を思っているか、楽しいのか、嬉しいのかという気持ちを話すだけで良いのです。
コミュニケーションというのは必ずしも相手の気持ちを理解する必要はありません。
自分の気持ちを相手に受け取ってもらうというだけでも立派なコミュニケーションの一つです。
自分がそのような 素直な感想を言うことで、相手は自分に対する理解を深めることができて、より恋愛関係へと発展しやすくなるかと思います。
変に相手のことを気遣い、女性を喜ばせようと偽りの感想を言ってしまうと相手に不信感を持たせてしまう可能性があります。
あくまでも正直に素直な気持ちを言うことが大切ですね。
女性の恋愛
女性が自閉症を抱えている場合に一番重要なポイントは男性のことを尊重するということです。
もしも、男性が何か意見を言った場合それに共感しなかったとしても頭ごなしに否定することはせず男性のことを理解する努力が必要です。
というのも一般的な男性は女性をリードする事に前向きな傾向があります。
それだけ男性は、そのことに対してプライドを持って女性に接してくると思うので、そのプライドをへし折るような言動は慎むべきだと思います。
例えば男性が何かデートプランを考えてくれた場合、「そこに行きたくない」と思っても単純に「そこは嫌だ」という意見を押し通すのではなく、代わりに
「ここなんかどう?」と別の提案を男性に投げかけてあげるというような心遣いが重要となります。
自閉症を抱えている女性は男性の気持ちも察しにくいので、やたらと自分の意思を押して押して男性のプライドを傷つけてしまう可能性があるのでそこは注意しましょう。
ただし自分の気持ちだけは、男性が自閉症のケースと同様、素直な感想を相手に伝えることを心がけてくだい。
恋愛を楽しみたい体質の人は、本当のことに嘘を交えて心理戦をしたがる傾向がありますが、どちらかが自閉症を抱えている場合の恋愛はそのような心理戦は悪手にしかなりません。
むしろ、どちらが多くの本音を相手に伝えられるかが勝負だと思った方が良いかと思います。
恋愛の発展について
自閉症を抱えた人の恋愛がどこまで発展するのかに関しては、誰もが気になるところではありますが自分自身がどこをゴールだと捉えているのか確認してみましょう。
付き合うというだけで満足なのか、その人とずっと一緒にいたいのか、ゆくゆくは結婚をしたいのかというのは人によって変わってきますよね。
恋愛の発展の最終形は結婚だと捉える人が多いですが自閉症を抱えた人の結婚には様々な壁が存在するというのも事実です。
詳しくはしたのの記事で解説しているのでご覧になってみてください↓
以上、【自閉症は恋愛ができるのか】についての記事でした