健常児でも手をひらひらする?|逆さバイバイと発達障害の関係とは?

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この記事は発達障害児の保育経験があり、社会福祉主事任用資格を保持した保育士が執筆しています。

こんにちは、現役保育士です。

親が子どもの行動を心配するのは珍しいことではありません。

何が正常で何が正常でないのか、親はしばしば疑問を抱くのが普通です。

特に幼児に見られる「手をひらひらする動き」です。

では、手をひらひらする動きと発達障害には、どのような関係があるのでしょうか。

今回は、このテーマについて、より詳しくご紹介します。

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健常児でも手をひらひらする?

結論から言うと、手をひらひらする動きは健常児でもよくやります。

うちの園でも、幼児によく見られる行動です。

なぜこのような行動をとるかというと、単純に興奮していたり、刺激が強かったりするからです。

つまり手をひらひらする動きは、興奮状態なるような、子どもにとって特に刺激的な瞬間によく起こります。

また、手をひらひらする動きは、子どもの探求心の表れである場合もあります。

逆さバイバイや手をひらひらする動きをしているからと言って、過度に心配をする必要はありません。

とはいえ、こういった行動や発達の遅れは、放っておけば良いというわけでもありません。

【日常生活】【おもちゃ遊び】を通して保護者の方が、子供の成長を正しい方向に導いてあげることが絶対必要です。

下の記事では、私の園でも使用されてる発達を促す系のおもちゃを紹介してます。買わなくても良いので参考にしてください。↓

健常児でも手をひらひらする理由

健常児が手をばたつかせる理由は、発達障害のある子どもと比べて区別することが重要です。

一般的に、健常児が手をひらひらする動きは、感情や興奮の表れであり、心配する必要はありません。

過労状態のときに手指の動きが顕著になることも多く、環境中の刺激のはけ口として機能していることが示唆されます。

それから手をひらひらさせるのは、年齢や発達段階を問わず、しばしば見られることです

一般的には2歳までに見られることが多く、健康なお子さんに見られることが多いのですが、

時には診断を受けているお子さんにもハンドフラッタリングが見られることがありますので注意が必要です。

また、不安や負担を感じているときに、手のひらをひらひらさせる行動が誇張されることがあることも覚えておくとよいでしょう。

うちの園では、子どが好きなアニメを見ているときや好きなゲームをしているときなど、興奮を表現するためにこの行動をとります。

また、家族や大好きな保育士と接するときにも、手指が震えることがよくあります。

手のひらをひらひらさせるのは不安のサインであることが多いのですが、発達に不安のない、すべての年齢の健常児にも見られる行動でもあります。

これは自己鎮静行動の一例であり、自己調節のための行動です。

ただし、3歳を過ぎても手のひらをひらひらさせる行動があり、退行の兆しがない場合は、医療機関に相談することも重要です。

健常児の逆さバイバイは辞めさせた方が良い?

健常児が逆さバイバイをしていても、保護者が心配する必要はありません。

奇妙な行動や不必要な行動に見えるかもしれませんが、それでも正常な行動の範囲内と考えられています。

その行動を止めようとするのではなく、お子さまが表現し、探求するためのスペースを与えてあげることが大切です。

「逆さバイバイを辞めさせた方がいいのかな?」

と心配になることもあるかもしれませんが、お子さまが自分の感情を表現している間は、無理にやめさせる必要はありません。

それよりも、より適切な発達が進むように促してあげることが大切です。

「逆さバイバイ」と発達障害の関係とは?

お子さんが過剰に手をひらひらするときや、

手をばたつかせる動作が普通のお子さんと明らかに違うときは注意が必要です。

手をひらひらする子どものすべてが発達障害というわけではありませんが、この行動は非常に特徴的で、発達障害精神疾患の可能性を示しています。

まとめ

手をバタバタさせるのは、健常な子どもにも発達障害のある子どもにもよく見られる行動です。

一般的に、子どもが興奮したときに手をバタバタさせるのは、正常な行動と考えられています。

周囲に迷惑をかける可能性もありますが、保護者の方は、お子さんが自分を表現する場を与えてあげることが大切です。

なお、「逆さバイバイ」のバタつきは、発達障害や精神疾患の可能性が高いので、お子さんがこのような行動をしていたら、保護者の方は注意してください。

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