【赤ちゃんとペットはいつから暮らせる?】アレルギーや免疫力が心配

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この記事は発達障害児の保育経験があり、社会福祉主事任用資格を保持した保育士が執筆しています。

こんにちは、現役保育士です。

赤ちゃんとペットはいつから同じ部屋で過ごしても大丈夫なのか?という話と

犬や猫などと一緒に同居する事で、様々なメリットやデメリットがあるので紹介します。

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赤ちゃんとペットについて

赤ちゃんとペットの犬や猫と室内で一緒に暮らすのは子供の成長にも様々なメリットがあります。

しかし、赤ちゃんに動物と接触させる事でアレルギーなどのリスクもあるのは事実です。

赤ちゃんが産まれてから動物と一緒に成長させたいと考える保護者の方や、赤ちゃんが産まれる前からペットを飼っていてどうしようか悩んいる保護者の方も多いですが

いずれにしても上手な赤ちゃんとペットの付き合い方を知っておく必要があるかと思います。

同居するメリット

赤ちゃんと犬や猫などのペットと同居していると毎日の生活が自然に赤ちゃんの情操教育となるので発達にはとても良い影響を与えます。

赤ちゃんが出生したばかりで0歳のうちは自分の感情を表現する事も難しいですが、ペットと共に同居している事で、他者の感情を理解する力が身につきます。

動物も人間と同じように感情を持っていますが、赤ちゃんからしてみても、同じ環境で過ごしている家族と認識をするので、毎日の生活に色が出てくるでしょう。

また、ペットの動物から見ても同じ環境で過ごしている赤ちゃんは身体的にも自分と同じように成長していくのでかけがえのないものとなりますし、よき遊び相手として楽しく毎日が過ごせるかと思います。

いつから暮らせる?

赤ちゃんがペットの犬や猫と暮らせるのはいつから?という疑問を抱えている方は多いですが、最短で赤ちゃんの身体的な成長がある程度安定する生後3ヶ月程度と言われています。

しかし、いつからがベストかと言われると、これはあくまでも最短での話なので1歳前後まではペットと同居するのは個人的に控えた方がいいかと思います。

と言うのもペットが赤ちゃんに対して危害を加える可能性も踏まえての事です。

絶対に赤ちゃんに対して危害を加える事は無いというのであれば、もう少し早くてもいいかと思いますが、動物の行動に絶対はありません。

犬や猫などの動物は今まで飼ってくれたご主人に対し溺愛している事も多いので、自分より可愛がっている赤ちゃんに対し嫉妬心を抱く事もあります。

嫉妬する動物なんて可愛いと考えがちですが、状況によっては事故にも繋がるのであまり軽視するのも良くありません。

何かをきっかけにして噛む事も、ひっかく事も考えられるので、ペットと一緒に赤ちゃんが暮らす時には長い時間子供から目を離さないようにしましょう。

衛生面の問題

ペットを飼っている以上仕方ない事でもありますが、動物は自分のお尻を舐めたりや散歩中に不衛生な菌を持って来る事もあります。

ペットのケアはきちんとして、なるべく綺麗にしてあげないと、赤ちゃんの健康にも悪影響を与えるので気を付けてください。

直接赤ちゃんの顔を舐めたり、抜けた毛を赤ちゃんが食べたりしてしまうような環境ではペットを飼う事はおすすめできません。

通常の子育てよりも赤ちゃんを育児するのに最適な環境を作るのに苦労はしますが、ペットと同居する以上ある程度は覚悟する必要がありますね。

赤ちゃんの免疫力

ペットと赤ちゃんが一緒に暮らすと赤ちゃんの免疫力が高くなるという話を聞いた事はありませんか?

これに関しては実は本当の事で、フィンランドの kupio大学病院の小児科医達が発表した研究結果によると、赤ちゃんとペットの動物が一緒に暮らすと、普通に成長するより、子供の免疫力が高くなり、風邪などをなりにくくなるそうです。

情操教育的なメリットもそうですが、赤ちゃんの健康に良い影響を与えるので海外でもペットと一緒に赤ちゃんを育てる家庭は多いようです。

アレルギーが心配

ペットと同居する事でメリットは沢山ありますが、逆にデメリットの事も考えていかなければなりません。

赤ちゃんによっては動物の毛などにアレルギー反応を起こしてしまう事もあります。

犬アレルギーや猫アレルギーなど症状の重さは人によって違いますが、くしゃみや鼻水、場合によっては呼吸器官にも影響を与えてしまう為、気管支炎や喘息などにも良くないとされています。

うさぎやハムスターにもアレルギー反応を起こしてしまう可能性もありますので注意しましょう。

対策としてはペットを定期的にブラッシングやシャンプーをして、フケやダニなど赤ちゃんの身体が異物として認識するアレルゲンを除去しましょう。

また、カーペットなどにはそれらの異物が付着しやすい為、なるべく赤ちゃんや動物を近づけさせない配慮が必要になるかと思います。

ペットの注意点

赤ちゃんへの悪影響を与えない為にペットには必ず適切な、しつけを行う必要があります。

特にトイレの位置をまだ認識していないペットは赤ちゃんと同じ部屋で過ごすのは危険です。

なんでも口にいれてしまったり、舐めてしまう赤ちゃんは床にあるおしっこやうんちにも興味を示してしまう可能性もあります。

また、人に限らず何でも噛みついてしまうペットは赤ちゃんを怪我させてしまう危険もあります。

たまにニュースとなる事故もありますが、犬が興奮して敵と認識したものには喉元に噛みつく事だってあり得ます。

猫も怒った時には人間をひっかく事だって普通にある事です。

もしも赤ちゃんと一緒の環境で動物を飼うときには危険性があるという事をしっかりと理解して徹底したしつけを行うのが重要です。

まとめ

赤ちゃんとペットが一緒に暮らすのは本当に様々なメリットがあります。

情操教育に良いだけではなく、赤ちゃんの免疫力が高まるという効果もあり、幸せな家庭を築くのにも絶好な育児環境と言えますが

反面、犬や猫などの動物にはアレルギーや噛みつき、ひっかきなどの事故の危険性もあるので、しっかりとペットのケアをを行いつつ、徹底したしつけをしておきましょう。

以上、保育士の助言でした。

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