【首の乳児湿疹】ただれや臭いは危険!|重症化する可能性も

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この記事は発達障害児の保育経験があり、社会福祉主事任用資格を保持した保育士が執筆しています。

首の乳児湿疹についてですが、ただれや臭いが発症した場合、重症化に繋がる可能性があるので注意が必要です。

対処法やいくつかのポイントを分かりやすく説明していきますので見ていきましょう。

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首の乳児湿疹について

赤ちゃんの乳児湿疹の中で特にやっかいなものは首の湿疹です。

首回りには汗腺が多い為、非常に蒸れやすく湿疹も出来やすいうえに皮膚そのものが他の乳児湿疹が出来やすい部位と比べても重症化する可能性が高いと言われています。

赤ちゃんは痛みがあってもそれを言葉として表現する事は難しいですが、湿疹が出来る事で一番痛みを感じるのも首回りである事が多いです。

そんな首の乳児湿疹ですが、正しいケアを続けないと症状はどんどん悪化してしまう可能性もあるので、確実に治す為には保護者が正しい知識を持ってケアする事が重要です。

汗疹?

乳児湿疹には様々な種類があり、発症した原因や病気の種類も素人目では判別しにくいですが、首に出来る乳児湿疹の中で一番可能性が高いのは汗疹(あせも)です。

先ほども話した通り、首という部位は非常に蒸れやすく、汗がたまりやすいので、夏場など本当にこまめに赤ちゃんの汗を拭いてあげないと汗疹が発症する可能性は高いです。

もちろん他の病気の可能性もありますので、「首に出来たから汗疹だ!」と自己解決せずにきちんと皮膚科や小児科で診てもらってください。

病気の種類によっては使ってはいけない薬や、治療が悪化のきっかけになってしまう事などもあるので注意が必要です。

ただれ

乳児湿疹が悪化していくと赤ちゃんの肌は赤くなり、ただれを引き起こす事があります。

理想はただれが起きる前に乳児湿疹を改善する事ですが、自宅でのケアを疎かにしてしまうと最初は小さなポツポツでも次第に肌がただれるくらい重症化してしまいます。

肌が弱い子供は乳児湿疹が出来やすいですが、それに慣れて適切なケアをせず放置しておくっと、乳児湿疹は徐々に悪化していきます。

様子を見るという事も重要ではありますが、それ以上に早めに治療を始める保護者の行動力も重要です。

臭い

赤ちゃんの首の臭いの原因はしわの間に溜まった汚れと言われています。

つまり毎日の定期的なケアによって改善する場合も多いです。

臭いを発しているという事はそれだけ赤ちゃんの首が不衛生になっているという事なので乳児湿疹の悪化にも繋がりやすいです。

お風呂ではもちろん、汗がたまってベタベタしてきたと感じたら軽く拭いてあげましょう。

重症化について

首の乳児湿疹からただれや臭いが出てきたらそれだけ悪化しているという危険信号です。

もちろんただれ、臭いが発症する前に乳児湿疹を改善出来れば一番いいのですが、既に発症してしまった場合、病院での受診はもちろん、自宅でのケアもよりいっそう注意していかなければなりません。

赤ちゃんの肌の潤いと油分を保つ為にもベビーローションなどを使い、スキンケアを続ける事が重要です。



首の湿疹のケア方法

首に乳児湿疹は特に重症化する可能性が高い為、早めのケアをしていく必要がありますが、保護者が正しい知識をもっていなければ適切なケアが出来ません。

まずは子供の乳児湿疹は本当に汗疹なのか、それともアトピーや他の病気の可能性はないのか、きちんと病院での診断を受ける事から始めましょう。

そして診断が受けられたらステロイドや非ステロイド外用薬による治療が始まります。

症状に合わせた薬が処方されるので、塗り方や量など医師を通してしっかりと認識するようにしてください。

自宅でのケアに関してはお風呂が赤ちゃんの身体を清潔に保つのに最も重要となってきます。

お風呂について

お風呂では必ずお湯の温度をぬるめにして下さい。

肌の弱い赤ちゃんは特に皮膚が温まるとかゆみを感じやすく乳児湿疹の悪化にも繋がりやすいです。

お湯の温度は38度~40度程度にしましょう。

また石鹸は必ず低刺激のものを準備してください。

比較的安価な固形石鹸や液体のベビーソープは低刺激と書いてあっても乳児湿疹を抱えた赤ちゃんにとっては刺激が強すぎるものが多いです。

出来れば泡タイプで無添加のベビーソープを使用するのが沐浴後の肌の乾燥も避ける事ができるのでおすすめです。

下の記事では乳児湿疹を抱えた子供のおすすめのベビーソープを紹介しているのでご覧になってみて下さい。

【乳児湿疹やアトピーの子におすすめのベビーソープ 】の記事はこちら

まとめ

首に出来た乳児湿疹は早めの対処が重要となりますが、ただれや臭い匂いを発した場合、重症化に繋がる危険もあります。

病院で早期に受診し症状に合わせた薬で治療をしながら自宅でのケアをしっかりと行っていきましょう。

また入浴時には敏感な赤ちゃんの肌に気を付けながらケアをする必要があります。体の水分をぬぐう際には必ず押し拭きをして、蒸れの防止をしつつもお風呂からあがった後は肌の乾燥に気を付けましょう。

ベビーソープに配合されている成分によっては乾燥に繋がりやすいものもある為、乳児湿疹を抱えた肌の弱い赤ちゃんでも使える、なるべく刺激の少ないベビーソープを使用してください。

下のベビーソープは個人的におすすめの無添加で泡タイプのベビーソープとなっています。詳細をご覧になってみて下さい。



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以上、保育士の助言でした。

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