3ヶ月検診で体重が6キロに達してない!|平均以下だと体調不良?

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この記事は発達障害児の保育経験があり、社会福祉主事任用資格を保持した保育士が執筆しています。

こんにちは、現役保育士です。

3歳児検診では6キロな達しているのが普通といえますが、平均よりも低い体重であると危険なのかどうか、体調不良、栄養不足に関係してくるのかについて話していきます。

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3ヶ月検診について

赤ちゃんが生後3ヶ月頃になると3ヶ月検診というものを受けるかと思いますが、実は法律として定められている訳ではないので、実施するかしないか、参加不参加は自由だという考えもあります。

しかしこの3ヶ月検診で赤ちゃんの体重が6キロに達していない事を心配に思う保護者の方が大勢います。

赤ちゃんの成長に関してこの時期は悩みも多くなってくるので参加はしておいた方が良いかと思います。

私が勤務している保育園の保護者も下の子が6キロに達していないとの事で悩みを相談してくる保護者の方がいますね。

どんな内容?

3ヶ月検診では主に体重以外にも、身長や姿勢、首の座り、聴覚や乳児の反応の検査なども行います。

この検診で引っかかってしまったり、異常が発見された場合には専門医に相談をしてもらったりもできるので、積極的に悩みの相談や、確認などを保護者自らがやる事をお勧めします。

平均の体重は?

3ヶ月検診で何かと多い、赤ちゃんの体重の悩みですが、まずは平均の体重を把握しておく事は重要ですね。

生後3ヶ月の赤ちゃんの平均体重は男の子の場合は6,6キロ、女の子の場合は6,1キロほどとなっています。

同じ出生体重、育児環境であるならば、女の子の方が若干軽い事が多いようです。

6キロないと体調不良?

生後3ヶ月で一般的な体重は6キロ代と言われています。

なので3歳児検診時に6キロに達していない赤ちゃんだと、体調不良になってしまうのではないかと思いがちですが、そんなことはありません。

出生体重が比較的重かった赤ちゃんが6キロに達していない場合は確かに問題ですが、出生体重が平均以下で生まれた子供の場合

6キロに達していなかったとしても、適切な栄養を取り、問題なく成長をし、5キロ代まで体重が増加したという事もあります。

つまり赤ちゃんの体重は平均と比べるよりも、注意すべきポイントはその増加率です。

「現在は何キロ」

「平均とプラスマイナス何キロ」

と、多くの保護者は一目で分かる、理解しやすいデータを元に赤ちゃんの体重を計測しがちですが、問題は体重が適切に増えているか増えていないかです。

平均体重はあくまでも目安なので、何歳の時点では何キロというのは赤ちゃんの成長が最善であったかどうかは分かりません。

それよりも成長曲線を把握したうえで体重の増加率を意識して赤ちゃんの体重をみていきましょう。

赤ちゃんは1日に約20グラムほどの体重が増加ずる傾向にあるようです。こまめに体重を測る事で体重が増加している期間と、体重が増えない期間を割り出す事が出来ます。

期間で体重増加率を把握する事が出来れば、原因の特定も可能になってくるので常に赤ちゃんの体調、成長率は保護者が把握しておくようにしましょう。

体重を増やすには

赤ちゃんの体重を増やすのに一番効果的なのは、やはりミルクや母乳の量を増やしてみる事です。

運動が好きな気質を持っている赤ちゃんであれば、それだけ体重が増加しにくい傾向もあるようで、一人ひとりによって必要な栄養の量は変わっていきます。

その子供にあったミルクの量はどのくらいなのかをパパやママも試行錯誤して探していく必要があります。

また、母乳だけで育てたいという気持ちが強く、ミルクを拒否し続けた母親がミルクにした途端赤ちゃんの体重が適正に戻ったという事もあるようです。

今のままでも成長曲線からズレていないのであれば問題はないですが、もし体重の増加率に異常が見られた場合、赤ちゃんのミルク量だけでなく、やり方そのものや環境ごと変えてあげるのも一つの手です。

それから赤ちゃんが離乳食へと移行した途端、体重が増えてくるといったケースも見られます。ミルクで改善が見られない場合には、早めに離乳食へと移行しても良いかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたか?赤ちゃんの体重は平均的に見ると、出生後3ヶ月で6キロ代に達している事が多いですが、あくまでもそれは平均値なので、体重自体の値よりも、増加率を意識しましょう。

増えない体重に悩んでいる方は保健師さんや専門医への相談を通して子育て環境を改善した方がいいかもしれませんね。

以上、保育士の助言でした。

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