【3歳児の身長が伸びない!】100センチ以下だと低い?

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この記事は発達障害児の保育経験があり、社会福祉主事任用資格を保持した保育士が執筆しています。

こんにちは、現役保育士です。

3歳児で身長が100センチに満たないと低いのか?

この時期に伸び率に影響してくるのは何なのかについて話していきます。

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3歳児の身長が伸びない!

子供の身体的な発達は3歳でも大きく変化します。

身長もこの時期に伸びる子も多いのではないでしょうか?

何かと不安が付きまとう子供の身長ですが、成長曲線から外れていると心配になる保護者も多いのではないでしょうか?

3歳児の身長を伸ばす為には今まで以上に細かい配慮が必要となるので、保護者もそれだけ正しい知識を持って生活環境を整える必要がありますね。

とはいえ、3歳児の発達にも個人差があるので、身長の伸び率が高い子もいれば低い子もいます。

栄養不足で成長曲線からズレており、本来の身長より低い子もいれば、健康で適切な発達が促されているのにも関わらず、同年代の子供達より伸び率が悪い3歳児もいます。

遺伝や体質によるものもあるので一概に「どうすればいいか」とは言えませんが、子供の成長に適切な環境を準備するのは大人の役目でもあります。

「身長なんて結局運だ」と語る保護者も中にはいますが、子供の為に出来る事はやってあげる精神を持つ事は重要だと思います。

100センチは低い?

私が勤務している3歳児クラスでも身長関連で保護者の方から質問される事は多いです。

その中には「100センチに達していない私の子は小さすぎるのですか?」という質問が結構ありました。

どこでそんな話を聞いたのか分かりませんが、3歳の時点で100センチに達していなかったとしてもなんの問題もありません。

確かに一般的には3歳後半の身長は徐々に100センチ到達に近づいてきますが、成長曲線を見ると、100センチ代は4歳以降になっています。

3歳の時点で100センチに到達している子供も沢山いますが、達していないからといって伸び率が悪いという訳ではありません。

あまりに子供の身体的な発達に敏感になっていると、

「何センチにいってないと低い」

「何キロないと軽い」

という情報に惑わされがちですが、重要なのは数値よりも子供の身長の伸び率です。

伸び率について

子供の身長は何歳で何センチという対比が使われる事がほとんどのように思います。

実際に成長曲線にも子供の年齢から一目で分かるようになっていますよね。

ただ実際に身長の伸び率が変動するのは子供の発達段階だと思います。

この発達段階の差が良く言う「身長の伸び率には個人差がある」というフレーズに繋がるのですね。

子供は一人ひとりによって発達段階の進み方が違います。

分かりやすく言うと、0歳で保育園に預けられた子供と0歳で家で子育てをされてた子供じゃ年齢は同じでも発達の進み方は全然違いますよね。

これは精神的な発達の対比でよく使われますが、身長の伸び率、身体的発達にも差は生まれてくるかと思います。

例えば食事の習慣や睡眠時間、運動量なども身体的な発達に影響してきます。

たとえ同じ年齢で同じ性別であっても身長の伸び率が変わるのは当然です。

また成長曲線からズレていないからといって100パーセント適切な発達がされているとは限りません。

成長の速い子供は平均身長より高くなるかもしれませんが、例えば今まで成長が早かった子供の成長が止まるという事は何かしらの問題がある可能性もあります。

一度成長が早かった子供は成長が止まっても成長曲線の安全圏内と勘違いしやすいという事ですね。

どんな配慮が必要?

では具体的に身長の伸び率を上げる為には一体どんな配慮が必要なのでしょうか?

一般的に3歳児の身長は食事と遺伝、体質が大きく関わっていると思われがちですが、先ほども話した通り、睡眠や遊び、運動も身長の発達、身体的な成長に大きく関わってきます。

なので子育てをする際には3歳児が生活する毎日の中の環境を適切なものにしていく必要があります。

難しく考えがちですが、子育ての基本に忠実にしていれば何の問題もありません。

例えば食事の量をその子にあったものにするだとか、睡眠時間をなるべく変動させないように毎日決まった時間に就寝する習慣をつけるといった事です。

他にも、外遊びは危険という考えを持っている保護者もいますが、運動量が室内だけでは足りずに身長の伸び率に悪影響を与えてしまう可能性もあります。

また日光を定期的に浴びない事で、身体的な成長や精神的な発達にも悪影響を与えると言われています。

確かに外遊びをする事にはデメリットもありますが、それ以上にメリットも大きいです。

特に3歳頃の時期には出来るだけ室内遊びを減らし、外遊びをさせた方が運動神経の発達にも良いので、子供が外であそびたくなるように促すのが保護者の役目とも言えるでしょう。

まとめ

3歳の時点では100センチに満たない身長でも問題はありませんが、身長の成長が止まっていたり、伸び率が減少していたりすると何か問題を抱えている可能性もあります。

繰り返しになりますが、パパやママは子供が最適な環境で生活できるように環境作りをする事で身長に発達にも良い影響を与えます。

正しい子育てを心がけましょう。

以上、保育士の助言でした。

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