こんにちは、現役保育士です。
今回は子供が歩けるようになる為に、足腰の身体的発達を助長してくれるおもちゃをいくつか紹介していこうかと思います。
もくじ
子供は何歳から歩けるようになる?
そもそも子供は何歳頃から歩き出すのが普通なのかというと、8ヶ月から9ヶ月の子供が多いようです。ここで言う「歩きだす」とは、何のつたいも無く2本の足だけで歩くという意味ではなく、手すりなどに捕まりつたい歩きを始める年齢の事です。
同じ歩くという意味でも、つたい歩きと足だけで歩くのは発達段階的にも大きな差があります。
また、発達が遅れつたい歩きをなかなか始めない子供が急に立ち上がり歩き出すという事もありません。
子供の発達には絶対的な順序があります。
子供に対し、歩くのを強要するのではなく、体を支えられる筋力を付け、発達を助長するという意識を持って子供を育てていきましょう。
子供が歩ける出せるような身体的発達を促す為には、子供が自発的に歩きたいという欲を持つ必要があります。
子供自身に「早く歩いてみたい!」と思わせるのが重要だという事です。
そこで重要となるのが、子供の身体的発達を助長するおもちゃです。
おもちゃでの「遊び」を通して子供の「歩きたい!」という感情を引き出してあげればいいという事です。
どんなおもちゃがいいの?
では具体的にどのようなおもちゃが子供の身体的な発達に良いのかと言うと、運動系のおもちゃの中でも「手押し車」が最適なのではないかと思います。
というのも赤ちゃんがまだ伝い歩きが出来ない発達段階であればまずは「歩く」事に興味を持って貰わなければなりません。
そこで「動的な視覚効果」の高い手押し車をきっかけにして「歩く」事への興味を煽るのです。
まだつかまり立ちが出来ない子供や既につたい歩きが出来て、もう少しで足だけで歩行が可能になる子供にも「手押し車」は良いと思います。
子供に発達を促すおもちゃは世の中に沢山ありますが、「歩く」事への成長に特化したのが手押し車なんだという認識ですね。
ではおすすめの手押し車をいくつか紹介していきます。
歩けるようになるおもちゃ
手押し車にも様々な種類がありますが、最も重要視してほしいポイントは子供に興味を持って貰えるかどうかだと思います。
こちらのアマゾンの商品は見た目や柄も可愛らしく、子供に興味を持ってもらいやすいだけでなく、乗って遊ぶ事も出来るので、赤ちゃんの歩行に必要な筋力を養う事が出来ます。
この手押し車はつたい歩きの出来る子供が押して遊ぶ以外にもブロックをはめて遊ぶ知育玩具的な要素もあります。
運動系で身体的な発達を伸ばしつつ、ブロック遊びで精神的発達も同時に促す事ができますのでおすすめです。
押すと人形が動くタイプ
こちらの手押し車は押すと前に付いている人形がカタカタと動くようになっており、より視覚的に子供が「面白そう!」と感じるきっかけになるかと思います。
先ほど紹介をした手押し車のようにブロックなどの知育玩具的要素はありませんが、「立って自分で手押し車を押す」という動作に特化しているので、子供の身体的発達を伸ばしたいと考えている方におすすめです。
知育要素多めの手押し車
こちらは子供の精神的な発達も促す知育要素が多めの手押し車となっています。どうせ手押し車として遊ぶのであれば、子供が手押し車そのものに興味を持ってもらう必要があります。
このように様々な仕掛けが付いている物で子供を遊ばせつつ、歩行訓練として、つかまり立ちから後ろ手すりを押せるようになるまで練習するのもいいかもしれません。
大人からしてみればちょっとシャレた手押し車ですが、赤ちゃんにとってみるとこれ一つで膨大な遊びの広がりがあるので、買って損は無いかと思います。
好奇心をくすぐる手押し車
子供の好奇心をくすぐる事に特化している手押し車はこちらです。真ん中には絵本が付いており、音楽が鳴ったりしまうまくんがおしゃべりするので子供が興味を持ちやすいです。
回せるボールやかくれんぼフリップなどが付いているので、情操教育にもなりますね。評価も高く比較的値段も安いのでおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?子供が歩けるようになるおもちゃは手押し車が最適ですが、赤ちゃんが興味を持つような仕組みがあり、歩くのを助長してくれる効果が期待出来る物を選びましょう。
つかまり立ちからつたい歩き頃の子供の身体的な発達は非常に重要なのでこの時期から「遊び」を通して子供の成長を促していきましょう。