こんにちは、現役保育士です。
赤ちゃんの寝ぐずりは保護者の方にとっても困る事が多いです。
寝かしつけるのが大変でついイライラしてしまう方も多いのではないでしょうか?
しかし、生後1ヶ月か生後2ヶ月頃の新生児に関しては、意外と寝ぐずりを解消するのは意外と簡単だという事は知っていますか?
もくじ
赤ちゃんの寝ぐずり
赤ちゃんの寝ぐずりによって一番困るのは、寝かしつけるのが大変になるという事では無いでしょうか?
通常であれば、赤ちゃんが寝るまでの時間は30分以内である事が多いですが、寝ぐずりが起こってしまうと、ひどい時には1時間~2時間、またはそれ以上の時間がかかってしまう事もあります。
私が勤務している保育園でも0歳児クラスではしょっちゅう寝ぐずりが見られます。
そして寝ぐずりをする赤ちゃんは必ず決まっているおり、10人中2、3人が毎日寝ぐずりをするのにも関わらず、他の赤ちゃんは毎日スヤスヤ眠っています。
気になって色々調べた所、赤ちゃんは眠いのに寝れない時に寝ぐずりをする事が多いようです。
つまり、赤ちゃんが寝ぐずりをするのは
「ただ眠いだけ」や「ぐずりたい気分だから」
というものではなく、何かしらの原因が必ずあって、寝ぐずりをしてしまうという事です。
もちろん、赤ちゃんの気質によって寝ぐずりをしやすい赤ちゃん、寝ぐずりをあまりしない赤ちゃんは変わってきますが、
どちらにしても保護者の方が原因を特定する事が、赤ちゃんの寝ぐずりの防止に繋がるかと思います。
寝ぐずりの原因
一般的に多いとされている寝ぐずりの原因を紹介します。一つひとつに思い当たる事は無いか確認してみると良いでしょう。
お腹が空いている
生後1ヶ月~2ヶ月の赤ちゃんはお腹が空いていて寝ぐずりをするのが多いです。
いつもより母乳やミルクを飲む量が少なかった場合は、それだけ寝ぐずりをしてしまう多いようです。
オムツが汚れている
オムツが汚れている事で、赤ちゃんが「気持ちが悪い」と訴えているという可能性もあります。
この場合には、オムツを変えてあげても、すぐには泣き止まない事も多く、
「なんでオムツを変えたのに泣き止まないの?」と疑問に思うかもしれません。
室温が高いor低い
エアコンの暖房や冷房の設定温度が、赤ちゃんに適切でないと寝ぐずりをする事が多いです。
もし汗をかいてしまっているのであれば、着替えをこまめにしてあげる必要があります。
【暖房の温度】赤ちゃんに24度は暑い!?|冬のエアコンに注意】の記事はこちら
湿度がわるい
赤ちゃんは大人以上に部屋の環境に敏感な為、湿度による気分の浮き沈みが激しいです。
たとえ最適な温度だったとしても、空気が乾燥しすぎていたり、湿度が高くてベタベタしていると赤ちゃんは寝ぐずりしやすくなると言われています。
体調がわるい
体調が優れない、いつもと違った場合では赤ちゃんはママにサインとして寝ぐずりをする事があります。
統計的に見ると病気が原因で寝ぐずりをしている割合は高くないですが、乳児湿疹が発症していたり、風邪を引いている事も考えられるので注意しましょう。
生後1ヶ月
それでは生後1ヶ月の赤ちゃんにありがちな寝ぐずりのエピソードを紹介します。
この時期にありがちなのが、ママが神経質になりすぎて赤ちゃんにそれが伝わってしまうという事です。
例えば、新生児は抱っこをして寝かしつける事も多いかと思いますが、赤ちゃんによっては、抱っこよりも、お気に入りの布団やタオルが側にある事でよく眠れるという事もあるようです。
第1子の子供であれば特に、ママが子育ての経験がないので、聞いた話や自身で調べた情報を実践しがちですが、一人ひとりによって何が正しいのかは変わってくるので、
保護者の方はその子に合わせた対策や改善法を探していく事が重要になってくるかと思います。
生後2ヶ月
生後2ヶ月頃の赤ちゃんは、「それそれ安定して寝んねができるかな?」という期待をママはしがちですが、そもそもこの時期ではまだ、赤ちゃんは一日の生活の流れに追いついていません。
毎日寝る時間がズレているのも当然ですし、寝る時はぐっすり寝るのもおかしい事ではありません。
もしかすると以前より、起きている時間が長くなってきただけであって、そもそも寝たい気分ではなく、寝かしつけがその子にとって必要ではないのかもしれません。
おしゃぶりについて
入眠の際には赤ちゃんの口元に刺激を与える事でリラックス効果をもたらすと言われています。
おしゃぶりは結構簡単に寝ぐずりの防止に繋がるのでおすすめですよ。
おしゃぶりは人によってはクセになるので与えない方が良いという意見もありますが、そもそも現代のおしゃぶりは昔と違って口が変形したり出っ歯になりやすかったりなんて事は無いので個人的にはおしゃぶりはどんどん使用して良いかと思います。
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自然な噛み合わせを重視しているので、「変形してしまうかも?」と不安に思っている保護者の方でも使用しやすいかと思います。
まとめ
生後1ヶ月から2ヶ月の新生児の赤ちゃんは寝ぐずりがひどい事も多いですが、原因の特定は意外と簡単だったりするので、根気よく対処ができればそこまで神経質にならなくても大丈夫です。
もしイライラが溜まりストレスを感じるようでしたら、赤ちゃんの適切な世話方法を突き詰めるのではなく、周りの人を頼る事も重要だと思います。
以上、保育士の助言でした。