【1歳児にお寿司は危険!】いつから食べれる?ネタは何が平気?

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この記事は発達障害児の保育経験があり、社会福祉主事任用資格を保持した保育士が執筆しています。

こんにちは、現役保育士です。

1歳児のお寿司についてですが、食べてもいいのか心配に思っている保護者の方も多いかと思います。

今回は1歳児は本当にお寿司を食べてはいけないのか、また食べられるのはいつからなのか、食べても問題は無いネタは何なのかについて説明していきたいと思います。

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1歳児のお寿司について

そもそも大人はお寿司を食べれるのに、なぜ0歳児、1歳児の赤ちゃんはお寿司を食べられないのかと言うと、身体的な発達がまだ未熟である為、消化器官が大人と比べて弱いからです。

抗体が出来ていない為、体が寄生虫に反応しやすいという事ですね。

少し気持ちが悪い話でもありますが、生魚の中には寄生虫が潜んでいる可能性って結構高いんですよね。

「そんなに高い訳ないだろ」

「寄生虫なんて見た事ないよ」

なんて思う方もいるかと思いますが、寄生虫と言っても簡単に気付けるほど目に見える訳ではなく、種類にもよるのですが、多くのものは生魚と一緒に消化されるので、体には害がありません。

回転すしや、スーパーで調理済みの魚しか買わない方は魚を食品としか見てないので知らないかもしれませんが、新鮮な魚を扱う職に就いている人などにとってみれば常識的な事です。

話がそれましたが、先ほどの大人には害が無い寄生虫も、まだ消化器官が十分に発達していない赤ちゃんにとってみれば害となり得るんですね。

お寿司の中でも代表的と言えるマグロやサーモンでも0歳児、1歳児にとってみれば危険な食べ物だという事です。

お寿司は危険?

もし、赤ちゃんが寄生虫にあたってしまい、食中毒になってしまうと下痢や発熱などを引き起こし、場合によっては口に発疹も見られます。

症状の大きさは場合にもよりますが、赤ちゃんはかなり苦しい思いをする事になるでしょう。

「じゃあ生魚以外の寿司ネタなら平気なんじゃないの?」

と思われる方もいると思いますが、1歳の段階では食べれる寿司ネタが結構限られてしまいますね。

例えば、大人でも食中毒になりやすいと言われる2枚貝は生魚と同様の理由で1歳児は食べれませんし、

イカやタコといった噛みきれずに硬いものは喉にも詰まりやすいのでNGです。

また、サバやイワシなども腐る時間が早い寿司には特に注意が必要です。

いつから食べれる?

赤ちゃんには危険と言われているこれらの寿司ネタは一体いつから食べれるの?

という話ですが、調べたところ確実に安全と呼べる年齢は決まっておらず、2歳、3歳、4歳、5歳と意見がバラバラな印象でした。

個人的に思うのは、食事に関してそこまでリスクを侵す必要もないので、4歳頃までは様子を見ておいた方が良いのではと思います。

ただ、それも環境によります。

例えば子供が自発的に「お寿司を食べたい」と訴えていたとしたら、我慢させるのもかわいそうですし、食に興味を持つのは食育としても良い事なので3歳児、4歳児でも少量であれば問題は無いかと思います。

一番良くないのは「大丈夫だろう」という保護者の勝手な思い込みで、突然一食分の量の生魚や貝類を与えてしまう事です。

あくまでも最初は様子見として、少量の寿司を与えてみて、問題が無いようでしたら次からは量を増やしてみるなどして、

子供の体に徐々に抗体を作ってあげる事が重要です。

1歳で食べれるネタ

ここで、1歳児でも食べれる寿司ネタをいくつか紹介するので参考にしてください。

・アナゴ

・ウナギ

・ゆでエビ

・ツナ

・コーン

・ハンバーグ

・カニカマ

・いなりずし

いずれも、かっぱ寿司やはま寿司、スシローなどのチェーン店の回転ずしならば必ずある寿司ネタなので、行く前に把握しておけばスムーズに食事を摂る事が出来るかと思います。

ただ、注意点として軍艦に付いている海苔は噛みきれず、のどにつっかえる可能性もあるので細かくしたり、取ってあげる必要があります。

またウナギやアナゴに関しては骨も入っているのであまり食べさせたくないという意見もありますね。

それから最近の回転すしでは、ラーメンやそば、うどん、カレーなど様々なものが置いてあるので、

たとえ生魚や貝類の寿司ネタが食べれない赤ちゃんがいたとしても外食として回転ずしを選ぶのは全然アリだと思います。

離乳食にするには

まだお寿司が食べれない赤ちゃんでも、工夫して自作をする事で、お寿司風な離乳食を作る事も出来ます。

本物の生魚じゃないとしても、野菜を使って色合いを合わせれば結構簡単しお寿司に似せる事が出来ます。

家族でお祝い事をする時や、誕生日に作ってあげると赤ちゃんも特別感を感じる事が出来るのでおすすめです。

また、ちらし寿司は赤ちゃんでも食べれるタマゴやニンジン、ブロッコリーなどの野菜とおかゆを合わせたりなんかして作る方も多いようです。

私が勤務している保育園でも、ひな祭りに0歳児クラスでもちらし寿司っぽくしたものが出されます。

まとめ

1歳ではまだ危険と言われるお寿司ですが、いつから食べれるか?何歳から大丈夫なのか?というのを意識するよりも、赤ちゃんの成長がどの程度進んでいるのかを意識しましょう。

また、初めてマグロなどのお寿司を食べる際には、慣れさせるつもりで少量にしておきましょう。

まだ寿司が食べられない時期の赤ちゃんでも、工夫して作れば離乳食にしたりなども出来るので、挑戦してみるのも面白いかと思います。

以上、保育士の助言でした。

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