こんにちは現役保育士です。
1歳5ヶ月の赤ちゃんについてですが、身体的な発達が遅れ気味だとこの時期になっても歩かないという事もあります。
私が勤務している保育園の0歳児クラスでも、ちょうど1歳5ヶ月の赤ちゃんがいますが、まだ伝い歩きしか出来ずにいます。
今回は1歳5ヶ月になっても歩かない原因について詳しく話していこうかと思います。
1歳5ヶ月の赤ちゃんについて
1歳5ヶ月の赤ちゃんは本来であれば、情緒的な発達も身体的な発達もだいぶ進んできます。
まず自分の名前を理解する事が出来るようになるのもこの頃で、赤ちゃんの名前を呼べば1歳5ヶ月頃には返事が出来るようになる子供が増えてきます。
そして大人の真似やテレビの真似も出来るようになるので、手遊びも自発的にやり出すようになります。
もちろん1歳5ヶ月になったからと言って全ての赤ちゃんがこれらを出来るようになる訳ではありませんが、成長スピードの目安としては一般的にこの時期には「出来る事」が爆発的に増えてくると言われています。
身体的な成長に関しても徐々に進んでいき、歯の本数も1歳5ヶ月では4本以上になっている事も多いです。
そして本題である1歳5ヶ月児が「歩くかどうか」についてですが、ほとんどの赤ちゃんは伝い歩きも終えて一人で歩く事が出来るようになっているかと思います。
1歳5ヶ月で歩かない!
一般的に赤ちゃんが歩き出すのは早い子で生後8ヶ月から9ヶ月と言われています。
もし1歳5ヶ月に達している赤ちゃんが歩かないのだとしたら若干身体的な発達が遅れていると言えるかもしれません。
これを聞いて
「もしかして発達障害なの?」
と不安に思う保護者の方もいるかと思いますが、発達が遅れているという事と、発達障害であるという事は全く違うので安心してください。
確かに、精神発達遅滞や自閉症などの発達障害は、歩き初めが遅いといった特徴がありますが、平均の時期より遅いからといって発達障害だと決めつける事はできません。
1歳5ヶ月といえども、赤ちゃんの身体的な成長、精神的な成長共に個人差が大きいので、歩かないというだけでは、「まだ歩くきっかけを掴めていない」というだけで済みます。
つまり、赤ちゃんが暮らしている生活環境などの様々な要因が重なって歩かないという可能性も高いので、保護者の方が出来る事は赤ちゃんがなぜ歩かないのか、その原因を突き止めてその子に合った環境を用意してあげる事だと思います。
歩かない原因は?
赤ちゃんが歩かない原因が、もし仮に過ごしている環境が悪いのだとしたら真っ先に思い浮かぶのが、「遊び」です。
赤ちゃんは遊びを通して身体的な発達や情緒的な発達が進んでいきます。
小学生以上の子供の場合、「遊び」は暇つぶし程度にしかならないかもしれませんが、1歳5ヶ月の赤ちゃんにとってみれば遊びは食事と同様、成長に欠かせないものなのです。
そこで、赤ちゃんが1歳5ヶ月になっても歩かない具体的な原因として考えられるのが、「おもちゃが合っていない」という事です。
おもちゃ選びが適切でないとそれだけ身体的な成長に繋がる遊びができないので、歩くのも遅くなってしまうという事です。
もし、0歳の頃から赤ちゃんが遊ぶおもちゃを変えていないという方や身体的な成長に繋がるおもちゃ選びをしていないという方は、どのようにして赤ちゃんが歩けるよう成長するかを意識しておもちゃ選びをしてみて下さい。
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これがなぜ良いのかと言うと、赤ちゃんが手押し車の事を興味を持ち、自分から「遊びたい」と思う事そのものが、成長発達に繋がるからです。
保育士も赤ちゃんの成長を促すには、どうやれば赤ちゃんが自発的に言動を起こしてくれるのかを常に考えています。
それと同じで、決して保護者の方は一方的にがやらせる訳ではなく、自分から赤ちゃんが「歩きたい」という欲求を生み出すように仕向けるのです。
それが赤ちゃんが歩くのを助長するコツなので、意識してみて下さい。
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まとめ
いかがでしたか?
1歳5ヶ月の赤ちゃんが歩かないと不安を抱えている保護者の方は多いかと思いますが、この時期に歩けないとしても、発達障害だと決めつける事は出来ないので安心してください。
発達の遅れに関しては、赤ちゃんが過ごす生活環境の影響によるものである可能性もあるので、一度赤ちゃんのおもちゃが本当に適切なものか確認をしてみる事が重要です。
以上、保育士の助言でした。