【生後7ヶ月でおすわりしない】嫌がる、倒れる時の練習法

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この記事は発達障害児の保育経験があり、社会福祉主事任用資格を保持した保育士が執筆しています。

こんにちは、現役保育士です。生後7ヶ月頃になると多くの赤ちゃんはおすわりを始めますが、中には8ヶ月になってもおすわりを始めない赤ちゃんもいるようです。

その際にはおすわりの練習をして、自発的に赤ちゃんが「座りたい!」と思うよう保護者の方が促してあげる事が重要です。

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おすわりしない赤ちゃん

赤ちゃんがおすわりをしないという事は体のバランスが保てるほどの身体的な成長がまだされていないという事になります。

普通は生後6ヶ月から7ヶ月頃には骨盤が安定してきて赤ちゃんはおすわりをしても負担にならない体に成長してきます。

骨盤が成長する為には筋肉や神経の発達も同時にされる必要があるので、ある日突然おすわりが出来るようになる事はまずないでしょう。

一般的におすわりは赤ちゃんの成長スピードを判断する一つの目安となるのですが、少しずつ出来るようになるものなので、保護者の方が毎日の生活の中で

「まだ出来ないのかな?」

「そろそろ出来そうかな?」

と日々観察をする事が重要です。

おすわりの適齢時期になってもまだ出来ない場合には、発達が遅れている原因がなんなのかを特定する必要があります。

保護者の方が子供の異常に気付けないとそれだけ対処が遅れる可能性もありますので注意してください。

もちろん気にしすぎ、心配しすぎなママも世間には多いですが、心配を全くせずに子供の変化に気付けない事の方が圧倒的に問題です。

必ず赤ちゃんの成長に対する時期的な目安は把握するようにしておきましょう。

おすわりが出来ない事から懸念した事は、単なる思い過ごしで終わる事が多いものの、最悪身体的な成長に悪影響を与える病気の可能性もありますので、注意して子供の様子を見ておきましょう。

また、おすわりと同時期にはずりばいを始める赤ちゃんも多いです。

こちらも赤ちゃんの発達段階を示す上で目安となる行動なので、この時期にもし出来るようになったらおすわりもすぐに出来るようになるかと思います。

【7ヶ月でずりばいしないと遅い!?】赤ちゃんの発達の遅れについて

生後7ヶ月は遅い?

早い子は生後6ヶ月にははじめるおすわりですが、生後7ヶ月になっても始めないと心配にいなる保護者の方も多いのではないでしょうか?

たしかに多くの赤ちゃんは生後7ヶ月にはおすわりが出来るようになっていますが、

おすわりが出来るくらいの身体的な発達はされていたとしてもおすわりをしない赤ちゃんはいます。

問題なく成長曲線通りの発達が進んでいたとしても、必ずしも生後7ヶ月にはおすわりが出来るという訳ではないという事です。

確かに生後7ヶ月にはおすわりが出来る赤ちゃんが多いですが、生後7ヶ月を過ぎたとしても、遅いという事はありません。

「身体的な成長が進まずにおすわりが出来ない」というのは少々問題はありますが、

ただ赤ちゃんが「おすわりをしない」というだけであれば何の問題もありません。

気長に赤ちゃんの成長を見守りましょう。

おすわりを嫌がる

赤ちゃんがおすわりをしない原因として考えられるのが、おすわりそする事自体を嫌がっているケースです。

成長発達には自発的に行動を示す赤ちゃんの意思がとても重要な要素となります。

自分自身で「早くおすわりをしたい!」と思っていなければそれだけおすわりが出来るようになるのが遅れるという事ですね。

倒れると危険

赤ちゃんがおすわりをし始める時に危険なのは後ろに倒れてしまう事です。

まだ倒れる事にたいしての恐怖心がない時期ですので、自発的におすわりを始めた際でもよくある事です。

うしろに倒れた時、床に頭をぶつけたり、家具に後頭部をぶつけたりして、赤ちゃんが痛い思いをする事が多いです。

中には1日に2,3回は必ず後ろに倒れてしまうという赤ちゃんもいますので、おすわりの練習を始められる時期まで成長したら、必ず対策をするようにしてください。

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おすわりが出来るようになった赤ちゃんでも、遊んでいるうちに体の軸がずれて、後ろに倒れてしまうという事もよくあるので、後頭部の打ち付けを防止する為にも、対策は必須と言えるでしょう。

おすわりの練習法

そもそもおすわりに練習は必要なのかという事から話しますが、結論から言うと、まだ身体的な成長が追いついていない場合にはおすわりの練習は必要ありません。

おすわりはあくまでも、子供の発達に合わせて自然に出来るようになる事なので、子供が安定して座れる体になっていなければ、必然的におすわりを強制させることになってしまいます。

そのような事はなるべく避けて、赤ちゃんが「おすわりしたい」と思わせるように保護者の方が促していく事が重要です。

具体的にはまず、体制をおすわりの状態にさせ、保護者の方が手を沿えながら安定させます。

次に、赤ちゃんのお気に入りのおもちゃを前に出してあげる事で手を伸ばすよう促します。

この時に必ず赤ちゃんが「おすわりは楽しい」と思えるように成功体験として必ずおもちゃを返してあげましょう。

赤ちゃんがおすわりは楽しいと感じるようになったら自発的におすわりを始めるようになるので、何度か繰り返し、楽しみながら練習をすると良いでしょう。

まとめ

生後7ヶ月でおすわりをしない赤ちゃんは発達が遅い訳ではなく、おすわりする事自体に興味がないという事も多いです。

赤ちゃんには個人差があり、一人ひとりによって性格も違うので、あまり心配する必要はありません。

ただ、おすわりが出来ない原因として、身体的な成長の遅れが懸念される場合には注意が必要かもしれません。

もしおすわりを嫌がるだけなのであれば、自発的におすわりをしたいと思わせるように練習をするのも効果的です。

その際には必ず赤ちゃんが倒れる事のないよう対策をしておくことが重要となります。

以上、保育士の助言でした。

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