自閉症の赤ちゃんはよく笑う?笑わない?

こんにちは、現役保育士です。

自閉症の赤ちゃんはよく笑うのか笑わないのか知らない方も多いようなので説明していきたいと思います。

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自閉症って?

まずそもそも自閉症とはなんのか、具体的の知らない方も多いかと思います。

自閉症は広汎性発達障害と呼ばれる障害です。

アスペルガー症候群も広汎性発達障害のうちの一つであり、似ている所も多いのですが、知能指数によって分けられています。

アスペルガー症候群はIQ70以上、自閉症はIQ70以下です。

赤ちゃんの障害の種類について

まだ子供が赤ちゃんの頃だと、知能指数の測定が困難な為、たとえ広汎性発達障害という事が分かっても、

アスペルガー症候群なのか、自閉症なのかの判断は非常に難しいと言えるでしょう。

この二つの障害は症状も非常に似ており、子供が小学生になるまでは判別が出来ないので確定診断を受ける可能性は低いです。

赤ちゃんは笑う?笑わない?

自閉症の赤ちゃんは一般的に、健常な子供と比べて笑う事が少ないと言われています。

健常児であれば、赤ちゃんは身体的な発達と同時に徐々に社会性を身に着けていくのですが、自閉症の子供はそれが出来ません。

まず、産まれてからすぐに赤ちゃんはママを認識し、ママの顔を見ると安心し、ママの表情によって喜怒哀楽が見分けられるようになっていくのですが、

自閉症の赤ちゃんは感情が乏しい為、ママの事は認識しても、表情で「ママが笑ってる」と感じ取る事が出来ません。

その為、赤ちゃん自身も感情に波が生まれないので笑う事も少なくなるという訳です。基本的に反応が薄いのであやしても無反応である事の方が多いようです。

自閉症の赤ちゃんは真似をしない?

自閉症の赤ちゃんはママの真似をする事が少ないと言われています。

赤ちゃんは自分の手足が思い通りに動かせるようになるくらいまで身体的な発達をすると、ママの動きを真似て遊ぶのですが、

自閉症を抱えている赤ちゃんだと身体的な発達が進んでいたとしてもママの動きを真似る事が難しいです。

これは自閉症の症状の一つとして、自分の周囲に興味を持たないというものがあるからです。

目が合う?合わない?

自閉症の赤ちゃんはママと目が合いづらいという事も知られています。

普通であれば、赤ちゃんは目が合うと、「ママがこっちを見てる!」という認識をするのですが、

自閉症の赤ちゃんは目が合っているという認識は出来ないうえに、ママの感情を読み取る事も難しいかと思います。

そもそも目が合うという事は瞳孔から反射された光を感じ取り、光の反射元を無意識に見るという事なのですが、自閉症の赤ちゃんはこの無意識が出来ないと言われています。

よく自閉症の子を抱えている保護者の相談として

「赤ちゃんがこっちを見てくれないのですごく寂しい気持ちになる」

「私の事が嫌いなのですか?」

という質問を受けますが、そもそもまだ発達の乏しい赤ちゃんは意図的にママの方を見る訳ではないので、そういった意味では心配する必用は無いです。

健常な赤ちゃんでも離れていてはママを認識する事が出来ません。

顔を近づけ、意図的に目を合わせなければ、子供は反応する事は無いのです。

スマホを見ながら抱っこは駄目

私が勤務している保育園の保護者にもいるのですが、スマホをいじりながら抱っこするのは良くないです。

赤ちゃんを抱っこしている時にいつもスマホをいじっていると赤ちゃんの反応が鈍くなってしまうという事もあるようです。

「赤ちゃんはまだスマホやママの視線は認識出来ないだろう、愛情を実感出来ない年齢なら赤ちゃんを見る必要は無い」

と考えているママが多いようですね。

赤ちゃんは認識出来ずとも抱っこをされると無意識にママの目と合わせようとするので、ママ自身も赤ちゃんの方を見てあげる必要があります。

抱っこしている時に目が合わなかったり、声掛けが足りなかったりすると愛着形成がしっかりと出来ないので、子供の発達に悪影響を与えます。

赤ちゃんを抱っこする時には必ず目を合わせて、ちょくちょく声掛けをする事を意識しましょう。

人見知りをする?しない?

自閉症の赤ちゃんは比較的、人見知りをしない傾向があるようです。

本来であれば慣れていない相手を怖がるのは子供の適切な発達の一部とも言えるのですが、

自閉症の子供は、知っている人と知らない人の区別がつかない為に、初めて会った人でも近づいたり触ったりします。

ただこれは0歳から1歳過ぎの赤ちゃんの話です。

たとえ自閉症の赤ちゃんでも、人の顔が認識できるところまで、発達段階が進むと人見知りをする事が多いようです。

発達のスピードは違えど、人見知りという概念は自閉症でも消えないようです。

顔つきは違うの?

健常な赤ちゃんと自閉症の赤ちゃんは顔つきが違うのかという事についてですが、目、鼻、口とそれぞれ顔のパーツに特徴を持っている訳ではないのです。

しかし表情から顔つきの違いは認識する事が出来ます。

詳しくは↓の記事で紹介しています。

【自閉症の赤ちゃんの顔つき】の記事はこちら

まとめ

いかがでしたか?

自閉症はそもそも赤ちゃんでは発見が難しい障害ですが、自閉症特有の言動というものはありますので、

「もしかしたら自閉症かも」

と感じたら子育てをしながら子供の事をよく観察する事が重要です。

私の勤務している保育園で実際にあった事例ですが、自閉症の症状にピタっとはまる子供がいましたが、

母親が子供の成長に無関心な為、自閉症だと診断されるのが何年も遅れたという事があります。

子供の様子や成長を見守るのは子育てをしている母親の義務でもありますので、何か子供の事で不安な事があったり、

悩みがあったらまずは誰かに相談し、なるべく適切な対応と環境設定を意識しながら子育てをしていく必要があります。

特に、自閉症を抱えた赤ちゃんや、自閉症の疑いのある(いわゆるグレーゾーン)の赤ちゃんは、おもちゃ遊びによって適切な発達の助長が期待できます。

その理由や、具体的なおもちゃの種類に関しては、下の記事で詳しく話しています↓

自閉症の子におすすめのおもちゃ【8選】の記事はこちら

赤ちゃんにとって最適な生活環境を整える事により、精神的な発達はそれだけ早く進むので、なるべく意識をして毎日を過ごしましょう。

以上、保育士の助言でした。



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