こんにちは、現役保育士です。
ここだけの話、最近の3歳児健診は診断基準が厳しくなりました。
実際、保護者や小児科医の間でも波紋を広げています。
今回は、最近の3歳児健診の厳しさの真相と、
なぜ健診に引っかかる子どもの割合が増えているのかについて解説していきます。
最近の３歳児健診は厳しいって本当？
そもそも、最近の３歳児健診は厳しいという話は本当なのか？
噂や都市伝説みたいなものじゃないのか？
というのも、以前の健診は形式的なものでシンプルな検査みたいなものでしたが、最近の傾向として、健診はますます厳しく、包括的になってきています。
⇒【ブログ】３歳児健診に引っかかる体験談｜その後はどうなった？
血液検査やレントゲン検査などが必要な場合もあります。
親御さんにとっては手間がかかって大変なことですし、子どもにとっても苦痛ですね。
それに、以前は短時間で終わる定期検診が、激しく丁寧な作業となりました。
最近の3歳児健診は要求されることも増えて、引っかかる割合も高くなっていますね。
これは、早期に問題を発見すれば、介入や治療が成功する可能性が高くなるという認識によるものです。
さらに、健康診断では、
- 成長、
- 発達、
- 学習能力、
- 聴覚、
- 視覚の検査
など、一般的な身体的評価も行われます。
場合によっては、医師が子どもの健康状態を把握するために、より多くの検査や治療が必要だと判断した場合、より長い検診が必要になることもあります。
⇒こだわりが強い３歳児は発達障害の可能性？｜グレーゾーンだと癇癪を起こしがち？
最近の３歳児健診が厳しい理由
最近の3歳児健診が厳しくなったのは、ガイドラインや基準が変わったことが大きな要因のひとつです。
そのため、より詳細な検査を行う必要があり、検診に要する時間が長くなっています。
さらに、子どもの成長と発達の遅れや問題の可能性も考慮しなければならないため、検診に必要な待機時間もさらに長くなっています。
それから3歳児健診が厳しい理由は、
・検査の精度が向上したこと
・子どもの健康や発達に関する理解が進んだこと
の2点に集約されます。
そして、早期診断と予防の重要性を理解することで、より包括的で繊細な検査が必要になってきたのです。
それから最近の3歳児健診が厳しいのは、
「積極的に受診してほしい」という思いからきていることが多いようです。
健康上の問題やトラブルを早期に発見することは重要です。
そのため、3歳児健診では、病気の兆候や健康上の問題が発見されないかどうかを調べるために、本当にさまざまな検査が行われているのです。
⇒軽度の知的障害を抱えた３歳児の特徴９つ｜ボーダーラインはどこから？
３歳児健診に引っかかる割合が増えてる原因
じゃあ近年の３歳児健診に引っかかる割合が増えてる原因はなんなのか？
早期診断や予防の重要性を認識するようになり、定期健診に必ず通わせる保護者が増えています。
さらに、子どもの健康に対する認識やアドボカシーが高まるにつれ、より多くの3歳児が検診を受けられるようになり、必要なケアを受けられる子どもたちの数が増えています。
それに、さまざまな理由から、3歳児の健康診断の受診率自体も高まっています。
その理由は主に、
- 医療技術の向上、
- 幼少期の健康問題への理解、
- 医療へのアクセス向上
などです。
医療技術の進歩により、医師は病気や疾患を以前よりも早く診断できるようになりました。
また、予防医学の高まりや潜在的な健康問題への認識から、健康診断に参加することを推奨する子どもたちが増えています。
さらに、医療へのアクセスが良くなったことで、定期的に健康診断を受ける子どもたちが増えています。
それから3歳児健診の受診者が増えているのは、早期発見の重要性を認識する家庭が増えていることが大きな理由です。
ガイドラインがより詳細になり、より多くの情報が得られるようになったことで、保護者が子どもの健康診断の重要性を認識するようになったのです。
最近の3歳児健診は、指針や基準の変更により、ますます厳しくなってきています。
その結果、保護者の方々の早期発見への意識も高まり、検診に引っかかる3歳児が増加しているのです。
検診がより充実していく中で、ご家族の心構えや知識も大切になってきますね。
⇒３歳児が同じ言葉を繰り返すのは発達障害？｜言葉の遅れが原因？
まとめ
結論として、最近出現した3歳児健診が厳しいのは、それ相応の理由もあるってことですね。。
この変化は、最新の検査の精度が向上したことに加え、子どもの健康と発達に対する文化的な理解が変化したことに起因しています。
結局のところ、3歳児の定期的な健康診断は、子どもの幸福のために不可欠であり、真剣に取り組むべきものなのです。