軽度の知的障害を抱えた3歳児の特徴9つ|ボーダーラインはどこから?

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この記事は発達障害児の保育経験があり、社会福祉主事任用資格を保持した保育士が執筆しています。

こんにちは、現役保育士です。

私の園にも軽度の知的障害を持つ3歳児がいます。

しかし、軽度と重度のボーダーラインがどこにあるのかについては、結構難しい問題です。

この記事では、このテーマを掘り下げ、

軽度の知的障害を持つ3歳児の特徴と、

より重度の障害を持つ子どもたちとの比較をしていきます。

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軽度の知的障害を抱えた3歳児の特徴

まず初めに、軽度の知的障害児のIQスコアは、通常50~70の範囲です。

抽象的な思考や複雑な問題解決、より高度な推論を必要とする活動や作業が苦手なのが特徴です。

箇条書きにすると、軽度の知的障害を持つ3歳児の特徴は以下の通りです。

– 言語的・非言語的コミュニケーション能力の遅れ
– 運動能力の遅れ(例:座る、立つ、走る、階段の昇降など)
– 運動能力の低下(例:字を書く、絵を描くなど)
– 指示に従った場合の問題
– 抽象的な思考や推論の能力が低い
– 自助努力が足りない(例:着替え、整理整頓など)
– 衝動的な行動や攻撃的な行動
– 友達を作るのが難しい
– 新しい情報の習得が困難である

それから軽度の知的障害を持つ3歳の子どもは、発達に遅れが見られることがあります。

これには、

  • 言語、
  • 認知、
  • 運動技能、
  • 個人的・社会的技能の遅れ

が含まれます。また、

  • 問題解決、
  • 情報の記憶、
  • 意思決定

にも困難を示すことがあります。

色々書きましたが、簡単に言うと、言葉の発達が遅れ、言葉を発したり、聞いた言葉を理解したりすることが難しくなるということです。

また、文章を組み立てたり、流暢に話したりすることも困難な場合があります。

発話は遅く、語彙も少ないかもしれませんが、基本的なことは大体伝えることができます。

とはいえ、認知の遅れは、物の分類や絵合わせ、簡単な指示を覚えて従うこと、簡単な作業を行うことを求められると苦労することがあります。

運動能力では、軽度の知的障害のある3歳児は、字を書いたり絵を描いたりするような運動や微細運動を苦手とすることがあります。

また、服を着たり、体を洗ったりするのも難しいかもしれません。

個人的・社会的スキルも影響を受けることがあります。

軽度の知的障害を持つ3歳児は、友達を作ったり、順番を守ったり、他の人と交流したりすることが難しいかもしれません。

また、感覚が過敏になり、混沌とした社会状況の中で圧倒されることもあります。

軽度知的障害児(3歳児)の特徴解説

軽度精神遅滞は、知的障害の一種です。

初めに解説した通り、IQスコアが50から70の間と定義されています。

そして3歳のお子さんの場合、着替えや入浴、食事などの日常生活において、何らかの支援や指導が必要になる可能性が高いです。

また、いずれは学業面でさらに支援が必要で、個別の指導や適応した教材が必要になる場合もあります。

それから軽度知的障害のある3歳児は、新しい概念を学んだり、目標を達成したりすることが困難な場合があります。

しかし、友達を作ることはでき、言葉の発達は同年齢の子どもたちより数年遅れているものの、

子どもはそれぞれ個性があり、個々のニーズを考慮する必要があることを忘れてはいけません。

軽度の知的障害を抱えた3歳児の特徴【うちの園の場合】

うちの園にも軽度の知的障害を抱えた3歳児がいます。

田中くん(仮名)は3歳の男の子で、最近、軽度の知的障害と診断されました。

ご両親も、この診断が息子にとってどのような意味を持つのかを心配し、軽度知的障害のある子どものさまざまな特徴について調べ始めました。

田中くんの両親は、彼が指示に従うのが難しいこと、そして友達を作るのが苦手なことにすでに気づいています。

田中くんは言語を理解することができますが、言語的および非言語的なコミュニケーションスキルは著しく遅れています。

また、抽象的な思考や問題解決を必要とする活動も苦手です。

さらに、書いたり描いたりするような細かい運動が苦手で、着替えや入浴、整理整頓などの自助努力も苦手です。

とはいえ手助けが必要なものの、着替えや入浴、食事を自分ですることはできました。

また、おもちゃで遊ぶのが好きでしたが、遊び方を教えるための手助けが必要でした。

最大の課題は、友達との交流に興味がなく、社会性の遅れが生じていることですね。

軽度と重度のボーダーラインはどこ?

軽度知的障害と重度知的障害の違いを考えるとき、子どもの認知力と教育的達成度に注目することが重要です。

一般的に、軽度の知的障害の子どもはIQスコアが50~70、

重度の知的障害の子どもはIQスコアが35~49と言われています。

ただしIQスコアだけではなく、今後の学業成績と適応行動も考慮する必要があります。

軽度の知的障害のある子どもは、生活のほとんどの分野で自立して機能する能力を持ち、修正・適応することで学業を成功させることができるかもしれません。

一方、重度の知的障害を持つ子どもは、常に特別なサポートを必要とし、生活機能が制限されることがあります。

まとめ

軽度知的障害と診断された子どもを受け入れるのは難しいことですが、

軽度知的障害の3歳児の特徴を理解することで、保護者は子どものニーズと限界をより理解することができます。

IQスコアで見ればわかりやすいですが、軽度知的障害と重度の知的障害の境界線がどこにあるのかを見極めるためには、子どもの認知・教育的達成度や自立能力を見ることが重要です。

軽度の知的障害を持つお子さんを持つ親御さんは、自分一人ではないことを忘れないでください。

適切なサポートと励ましがあれば、お子さんはその可能性を最大限に発揮できるはずです。

この辺の体験談はこの記事でまとめてます
【ブログ】3歳児健診に引っかかる体験談|その後はどうなった?
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