【2歳児にジュースばかりは危険!】下痢や糖尿病になる事も

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この記事は発達障害児の保育経験があり、社会福祉主事任用資格を保持した保育士が執筆しています。

こんにちは、現役保育士です。

保育園でも2歳児のおやつの時間はジュースが出る事もありますが、家庭で日常的にジュースばかりを飲んでしまうと正直、糖尿病などの病気のリスクは高まります。

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2歳児にジュースは危険?

保育園でおやつの時間に出されるジュースは園にもよりますが、ほとんどは糖分を抑えた健康に害が無い物を選んでいます。

単純に甘さ控えめのジュースを選んでいるという訳ではなく、昼食とおやつで摂れる栄養にうまくバランス調整されたものを子供は飲んでいます。

特に2歳児、3歳児頃にはまだ1日3食の食事リズムに慣れてきたばかりなので栄養バランスの崩れが起きやすいです。

自発的にコップを持ち、飲み物を飲めるようになった事でジュースを欲しがる子供も増えてくるかと思いますが、欲しがるからといってジュースばかり与えていると、下痢になりやすくなってしまいますし、虫歯にもかかりやすいです。

最悪の場合、糖尿病を発症してしまうという可能性もあります。

ジュースばかりだと

ジュースばかり飲んでいると子供は砂糖依存症になり、ジュースが飲めない環境にいるとイライラするようになってしまいます。

飲み物はジュースしか飲まないという状況にもなりかねませんし、他の飲み物を出すと子供がぐずり出してしまう事も多くなるかと思います。

食事以外の場面でも、無意識に体が糖分を欲するので常に物足りなさを感じてしまうのでストレスも溜まりやすいですね。

2歳児は感情がより顕著に行動に表れるので、ストレスを感じているのが分かりやすく、大人で言うアルコール依存症に近いものがあります。

もし2歳児がジュースしか飲まなくなってしまうと身体に必要な栄養素に偏りが出てしまうので、重要なのは依存してしまう前にジュースばかり飲めてしまう環境を変える事です。

もし保護者の方が家庭でジュースを子供に沢山与えてしまっているのであれば、なるべく控えるようにして下さい。

糖分0のジュースは?

ジュースは糖分が沢山入っているという事で、糖分が入っていないという宣伝文句のジュースを沢山飲ませてしまっている保護者の方もいるかと思います。

しかし、糖分が入っていないジュースだとしても、甘い飲み物であれば人口甘味料などが入っている可能性もありますし、甘いものへの依存は普通に起こります。

スポーツドリンクでさえ、飲みすぎると糖分の摂取量が多くなりますので、2、3歳児頃には甘いジュースがおいしいという概念を植え付けないようにして下さい。

糖尿病について

糖尿病は発症すると食事制限なども掛けられる為、大人になってからも苦労するばかりか、持病もちという事で最悪子供の発達にも悪影響を与えてしまいます。

糖尿病になる前に事前に防ぐのが1番だと思いますが、日常生活の中で見られる糖尿病の傾向を紹介しておきます。

・喉が渇くペースが早い

・おしっこ、おねしょの回数が多い

・体重が減る

・疲れやすい

・肥満になる

これらの症状が見られた場合、糖尿病の予備軍となっている可能性もありますので、気になった方は小児科など、専門医に診てもらうのをおすすめします。

大抵は思い過ごしで、糖尿病ではない事の方が多いですが、万が一という可能性もあります。

ジュースしか飲まない子供であれば、なおさら注意して日常生活の中で糖尿病の特徴に当てはまっていないか観察をして下さい。

ジュースしか飲まない時の対策

ジュースばかり飲んでしまう子供の対策は必ずしも効果があるという訳ではありませんが、試してみると案外うまくいくので、普段からジュースを欲しがる2歳児、3歳児がいたら試してみて下さい。

冷蔵庫を見せる

もし子供がジュースを飲みたいとぐずった場合、ただ「ジュースはダメ!」と一方的に伝えるだけでは逆効果にもなりかねません。

2歳、3歳頃の発達段階である子供はジュースが無いという判断ができれば、最初はぐずるかもしれませんが、次第に「どうしても無理なんだ」と納得が出来るようになります。

冷蔵庫を見せてジュースが無いという事を視覚的に伝えれば、子供は我慢が出来るようになる可能性は高いです。

ルールを決める

子供がジュースを飲みたがる前に、あらかじめルールを決めておくのも効果的です。

「ジュースが飲めるのは外に行った時だけ」などのルールを事前に伝えておく事で子供はジュースが飲みたくなっても納得はしやすくなります。

野菜ジュースを与える

野菜ジュースを与えるというのも一つの手です。

野菜ジュースにも糖分が入っているものが多いですが、野菜の甘みだけでおいしいと感じるジュースもあるので子供に与えてみましょう。

見た目はオレンジジュースとほとんど変わらないので野菜嫌いな子でも意外にゴクゴク飲んでくれます。

ポイントは添加物を使用していなくても甘みを感じられるものを選ぶという事です。

下の野菜ジュースは単純に甘みも強く、青臭さが感じられないので子供も好きになりやすいのでおすすめです。

まとめ

2歳児、3歳児にジュースばかり飲ませていると、それだけ体に悪影響を与えてしまうというだけではなく、糖分に依存してしまったり下痢や糖尿病というリスクもあるので、家庭でもなるべくジュースは控えた方がいいかと思います。

どうしても子供がジュースを欲しがる場合には、野菜ジュースなどを試してみるといいかと思います。

糖分の摂取量が減らせるだけでなく、身体に必要な栄養を摂取できるので、偏った栄養バランスを調整しやすくなるのでおすすめです。

以上、保育士の助言でした。

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