1歳児への言葉の教え方

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この記事は発達障害児の保育経験があり、社会福祉主事任用資格を保持した保育士が執筆しています。

こんにちは、現役保育士です。

今回は、1歳児への言葉の教え方について解説していきたいと思います。

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1歳児への言葉の教え方

1歳児への言葉の教え方は様々なものがありますが子供に強要するべきではないという事は覚えておいてくださいね。

あくまでも子供の発達を助長するという感じで子供に言葉を教えていきましょう。

問いかけをする

1歳児が言葉を覚えるのに日常生活の中で常に子供に問いかけるのはとても有効です。

子供は自分の伝えたいことを言葉で表現できない発達段階だとしても、何かを知りたいという気持ちは持っています。

2歳児頃の子供が、これなあに?とよく聞くのは1歳の頃に、これなあに?と聞けずに、ようやく自分で知りたい欲求を解消できるようになったからだと言えます。

なので1歳児の子供に対し

「これはなんだと思う?」

と問いかけるのは子供の発達にも良い影響を与えるのです。

初めは反応が薄いかもしれませんが、繰り返し子供に問いかけを行う事で子供も

「これは~っていうんだ!」

と理解できるようになります。

言葉使いを真似させる

1歳児が一語文を話し始めると言葉遊びのようにママの真似をして楽しみます。

この頃の1歳児は好奇心がものすごいのでわざとママから印象的なニュアンスで言葉を子供に伝えましょう。

例えばイヌがいたらママが率先して

「あ!イヌだよ!」

と子供に伝えると子供も

「イヌ!イヌ!」

と自分でイヌの発音を楽しむようになります。

子供が1語文を使えて、言葉で話す楽しさを実感している時こそチャンスと言えるでしょう。

遊びの中で教える

遊びの中では子供は様々なものに興味を持ちますよね。

物の名前だけじゃなく形や色、匂いなど、子供の感受性を刺激するような言葉を積極的に教えていきましょう。

例えば葉っぱを子供が拾ったら

「ギザギザしてるね」

と声をかけたり空をボーっと見て指を差したら

「空が青いね」

と声かけをして常に子供と言葉を意識しながらコミュニケーションをとっていきましょう。

手遊びや歌を一緒に歌う

手遊びや歌も言葉を覚えるきっかけとなります。

初めは子供もママの真似をして歌を聴いたり歌ったりするだけですが、何かのきっかけで歌詞の意味を子供は疑問に思う事があります。

子供の中でこれはどういう意味なんだろうと疑問が生まれる環境が言葉を覚えるのに一番いいですね。

絵本を読み聞かせする

絵本の読み聞かせも歌や手遊びと同じく、子供は疑問を感じるきっかけとなるのでその分言葉を覚える環境に適していると言えます。

読み聞かせをしながらママ自身の絵本に対する感想を子供に対して伝えてあげるのもいいですね。

テレビを見る

これは賛否両論あるかもしれませんがテレビを見る事で子供の言葉を覚えるスピードはあがります。

理想は家庭の暮らしの会話から子供が言葉を覚える事なのですが、常に会話があり続ける環境というのはなかなか難しいので、ママが家事などの仕事をしている時だけテレビを見せておくというのは個人的には賛成です。

ただ楽だからといってテレビだけみせて親子の会話が減るのはよくないと言えるでしょう。

言葉の発達には個人差がある

1歳児がまだ言葉を喋れなくても焦る必要はありません。

言葉の発達には個人差があるので2歳になっても会話が出来ない子供もいれば1歳0か月の時点で大人とコミュニケーションが上手にできる事もあるのです。

しかし1歳半検診が過ぎた頃に1語文が話せないとなるとさすがに遅すぎるので発達が正常かどうか調べる必要がありますね。

時間が経つにつれて子供は勝手に成長し、言葉を話すようになるという事は子供が発達しなければ言葉は覚えられないという事になります。

なので1歳児が話さないと不安に思っても、子供の発達が言葉を覚えられるくらいになるまでただ待つという事も重要です。

それでも不安だという方へ

ただ子供の成長を見守るだけではどうしても不安に感じてしまうのは当然の事だと思います。

しかしだからと言って子供の発達段階に見合わない状態で子供に言葉を教えようとしても脳が記憶できない状態なので非常に難しいと思います。

ただ、子供の発達段階的に言葉を覚えられるレベルなのであれば積極的に言葉を教えましょう。

他者とのコミュニケーションが取りやすくなる為その後の発達にも良い影響を与えますよ。

まとめ

いかがでしたか?

子供に言葉を教えるのはいくら他と比べ遅いとしても1語文を話せるようになってからにしましょう。

言葉を教えるのに重要な事は強要せずに毎日の暮らしの中で自然と身につくようにする事を意識してくださいね。

以上!保育士の助言でした!

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