NHK「みんなのうた」では8月から9月にかけて「パプリカ」という曲が放送されています。
非常に人気が高く「東京2020公認プログラム」に認定されている事から話題性も高いです。
今回はパプリカの歌詞を紹介、考察すると共に、作詞作曲の米津玄師さんの紹介と、うたのFoorinという音楽ユニットについて触れていきたいと思います。
みんなのうたのパプリカ
「パプリカ」はNHkの2020年応援ソングとして米津玄師(よねつけんし)さんがプロデュースした楽曲です。
この楽曲を広める為にNHKではみんなのうた以外にも様々な番組で紹介されているようです。
東京オリンピックの競技大会組織委員会から「東京2020公認プログラム」として認定されています。
公式のプログラムなので、知名度はどんどん上がり続けていますね。
作詞、作曲を手掛けるのはもちろん米津玄師さんです。
みんなのうたではFoorin(フーリン)という小学生ユニットがうたを担当していますね。
パプリカってどんな曲?
パプリカはさわやかなニュアンスの歌詞で構成されていながら、シンプルな曲調でダンスにも向いています。
ただ、聴いているとその特徴的なベースラインから、ところどころで米津さんらしさという物も感じられます。
曲としては明るいのですがなんだか切ない気持ちにもなり、人によっては懐かしさも感じられる曲ですね。
本当に良い曲だと思います。
歌詞を紹介
以下、「パプリカ」の歌詞を紹介します。
「パプリカ」
作詞/作曲 米津玄師
うた Foorin
曲りくねり はしゃいだ道
青葉の森で駆け回る
遊び回り 日差しの町
誰かが呼んでいる
夏が来る 影が立つ あなたに会いたい
見つけたのは一番星
明日も晴れるかな
パプリカ 花が咲いたら
晴れた空に種をまこう
ハレルヤ 夢を描いたなら
心遊ばせ あなたにとどけ
雨に燻り 月は陰り
木陰で泣いていたのは誰
一人一人 慰めるように
誰かが呼んでいる
喜びを数えたら あなたでいっぱい
帰り道を照らしたのは
思い出のかげぼうし
パプリカ 花が咲いたら
晴れた空に種をまこう
ハレルヤ 夢を描いたなら
心遊ばせあなたにとどけ
会いに行くよ 並木を抜けて
歌を歌って
手にはいっぱいの 花を抱えて
らるらりら
会いに行くよ 並木を抜けて
歌を歌って
手にはいっぱいの 花を抱えて
らるらりら
パプリカ 花が咲いたら
晴れた空に種を蒔こう
ハレルヤ 夢を描いたなら
心遊ばせあなたに届け
かかと弾ませこの指止まれ
(ツイッターの反応)
NHKのテレビみたよ!!
やばかった、子供たちに優しい米津さん……!!!!
笑った瞬間写真撮れたぁ( ◜௰◝ )
パプリカめっちゃ良い〜〜◎
歌詞とか全部含めて最高すぎた。 pic.twitter.com/N0ArA6vNZI— りる( ¨̮ )Flamingo28 (@milk_milk_3845) July 19, 2018
不思議とパプリカは米津さん本人が歌ったものを聞きたいと思わない曲だった。パプリカは余計なものを削ぎ落とした曲に感じて。あなたに会いたいって気持ちだけを歌うためにはきっと本人の声も余計なものだったんじゃないかな。
きっとFoorinの子たちが歌うのが一番良い。— 払 (@WPG765) July 22, 2018
歌詞が燻りとからるらりらとあなたに会いたいとか子供目線より米津っぽさ満載で良い👍まじでどんだけ美しい曲作るんだ最高かよ👍#パプリカ #米津玄師 #Foorinhttps://t.co/OrRLp16p51
— 石塚 大樹 (@AstralOkean) July 19, 2018
Eテレでパプリカって曲が流れたんだけど凄く良い曲だった!
覚えて子守唄にしよう— ももた (@momotarou224) July 23, 2018
わたし保育園で働いてるんだけど、正直パプリカ良い曲すぎるから卒園式とかで流したい…
— ゆき (@ynz_yk08) July 19, 2018
米津玄師って?
パプリカで初めて米津玄師さんを知ったという方の為に説明をしていきたいと思います。
米津玄師さんは1991年3月10日生まれで徳島県出身のアーティストです。
高機能自閉症という障害を子供の頃から抱えており、当時は人とのコミュニケーションが取れなかったようです。
引きこもりがちな性格でどこにも居場所が無い環境で育った過去を持っています。
小学校時代にはネットで見たバンプオブチキンのフラッシュアニメで音楽に興味を持ったと後のインタビューで語っています。
18歳頃になるとボカロで楽曲を作り始めますが、これが一定の視聴者の間で爆発的普及し、知名度がグンと上がりました。
21歳でメジャーデビューを果たし、その独特なサウンドが聴く人の感情深くに刺さるようでファンもどんどん増えていきました。
米津玄師さんの作る楽曲は過去の苦しい生活環境が投影されているかのごとく、暗く虚しいものでしたが、それが救いになっている方も多く、歌詞に共感というのはしにくいものの、世界観に入り込むという意味では他の追随を許しません。
そして第57回、日本レコード大賞では「優秀アルバム賞」を受賞するなど、現在でも幅広く活動を続けています。
【 米津玄師 4thアルバム BOOTLEG 】の詳細はこちら
↑ ベストアルバムはまだ発表されていませんが、どのアルバムも評価は非常に高く、アマゾンのレビューもかなり高いのでよろしければ詳細をご覧になってみて下さい。
Foorinって?
Foorin(フーリン)とは米津玄師がパプリカの「東京2020公認プログラム」の為にオーディションで選出した小学生5人組ユニットで構成されています。
名前の由来は風鈴から取っており、歌って踊る彼女たちの姿はどこか涼しげでさわやかにも感じますね。
米津玄師はパプリカを元気に生きていく為の糧になるよう完全に子供目線で製作しました。
このプロジェクトはドキュメンタリーでも紹介されており、ダンスレッスンやレコーディング風景なども公開されています。
元気いっぱいに踊る子供たちを見るととても可愛らしく、みんなのうたで聞く声も聴いているこちらも元気を貰えますね。
みんなのうたについて
NHKのみんなのうたではパプリカ以外にも沢山良い曲があります。
特に、最近のみんなのうたは単に子供向けなものだけではなく、パプリカのような現代的でセンスのある楽曲も多く放送しています。
この曲と同時に放送される事の多い曲にも注目です。
【きんぎょすくい】の歌詞が泣ける!|みんなのうたの結花乃って? の記事はこちら
以上、保育士の助言でした。