イヤイヤ期のダメな対応9つ|癇癪を起こしてずっと泣いてる子にしてはいけないこと

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この記事は発達障害児の保育経験があり、社会福祉主事任用資格を保持した保育士が執筆しています。

こんにちは、現役保育士です。

1歳~2歳くらいのイヤイヤ期の子供の対応では、絶対にNGな行動もあります。

特に癇癪を起こして泣いてばかりいる子どもに対して、どのような対応をしてはいけないかを解説します。

一見よくある対応に見えても、逆効果で状況を悪化させることもあります。

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イヤイヤ期のダメな対応とは?

イヤイヤ期のダメな対応というのは、何らメリットのない対応を意味します。

最も一般的なダメな反応は、

  • 脅し
  • ご褒美

です。

これらの対応は、子どもの行動をうまくコントロールしたい保護者がやりがちな対応です。

罰や脅しは、しばしば無力感につながり、子どもの発達に悪影響を及ぼします。

また、「これをやったらこれをあげる」といった報酬のような対応も、子どもがどんなことをしても報酬を期待するようになる可能性があり、有益とは言えません。

そして子どもの行動に対処する際には、適切な対応と不適切な対応を区別することが重要です。

発達の初期段階では、子どもはまだ環境との関わり方や自己表現の仕方を学んでいる段階です。

そのため、厳しい態度で対応したり、逆に罰を与えたりすることは禁物です。

基本的に、

  • 欲求を否定する、
  • からかう、
  • ご褒美やおやつを与える、
  • 問題を避ける、

などはすべて効果がないケースが多いです。

その代わりに、ポジティブな対応を心がけ、温かく養育し、優しく指導することが重要ですね。

はい、もちろん簡単ではないです。

ダメな対応より、正しい対応の方が、保護者が苦労するのは当たり前です。

イヤイヤ期のダメな対応9つ

ここからはさらに簡潔に、イヤイヤ期のダメな対応を9つ紹介します:

– 怒鳴る、叫ぶ
– ご褒美で賄う
– 子どもを無視する、または全く反応しない
– 責める・批判する
– 怒りに任せて反応する
– 子供を他の人と比較する
– 身体拘束の使用
– 子どもに罪悪感を持たせる
– 守れない約束をする

癇癪を起こしている子の対応

子どもがかんしゃくを起こしているときは、冷静になり、怒らないようにすることが大切です。

通常は、子どもが自分の気持ちをコントロールできるようにし、自分の気持ちを表現できるようにすることに集中するのが一番です。

そのためには、

  • 悔しさ、
  • 怒り、
  • 悲しみ

など、お子さまの気持ちに寄り添ってあげるとよいでしょう。

そうすることで、子どもは自分の気持ちを聞いてもらえたと感じ、

受け入れてもらえたと思い、状況を落ち着かせることができるのです。

また、一貫性を持たせ、かんしゃくが起きたときに毎回同じ対応をすることも大切です。


子供が癇癪を起こしたときの対応については、子どもにとって癇癪の目的が苦痛や不満を表現することであることを忘れてはいけません。

大人が怒鳴れば子供が抱えている問題が解決するわけではありません。

その代わりに、落ち着いて思いやりのある態度で対応することが大切です。

子どもが安心し、理解されていると感じるようにすることが重要です。

子どもに十分なスペースを与え、静かで優しい声を使うようにし、

「〇〇ちゃんがイライラしているのは分かるよ」など、子どもの気持ちを確認するようにしましょう。

子どもの気持ちを理解し、声を出して共感してあげることは、叱ったりするような罰則的な手段よりも断然効果的です。

イヤイヤ期でずっと泣いてる子の対応

イヤイヤ期の子どもがいつも泣いているときは、それが子どもの発達の正常な一部であることを忘れないようにすることが大切です。

子どもは自分の要求をあなたに伝えようとしているのでしょうから、忍耐強く、理解するようにしましょう。

気持ちを隠そうとしたり、無視したりするのは、子どもをいらだたせ、状況を悪化させるだけです。

その代わりに、子どもの要求を予測し、サポートと理解のある方法で対応するようにしてください。

泣くことは、子供が不快感や苦痛を表現する方法です。

癇癪と同様に、子どもが泣いているときは、安全で養育的な環境を提供することが重要です。

抱きしめたり、抱っこしたり、

「〇〇ちゃんが今、悲しいのはわかるよ」など、言葉での確認をたくさんして、なだめるような声で対応することで、子どもを慰めてあげましょう。

すぐに解決策を提示することは避け、泣くことで子どもが自分の感情を処理し、困難な状況を乗り切ることができることを理解し、心を配ることが大切です。

まとめ

発達の初期段階で、かんしゃくを起こしたり、いつも泣いている子どもに対応するときは、ダメな対応を覚えておくことが大切です。

落ち着いて、一貫した態度で、子どもが自分の気持ちをコントロールできるように、そして自分の気持ちを表現できるようにすることに集中しましょう。

そうすることで、子どもは自分の感情を健全にコントロールする方法を学ぶことができます。

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