発達障害のある人は、障害のない人に比べて体が柔らかかったり、「ぐにゃぐにゃ」していたりすることがあります。
これは、
- 体幹の筋肉が弱い、
- 筋肉がつかない、
- 姿勢の問題
などが重なっていることが原因です。
今回は、
- 発達障害がぐにゃぐにゃの体の理由
- 体幹が弱い理由、
- 発達障害が筋肉をつけられない理由
- そして姿勢の問題
について解説します。
発達障害だと体がぐにゃぐにゃなのはなぜ?
発達障害で体がぐにゃぐにゃになるのは、いくつかの理由があります。
まず、筋肉の発達が遅れていることが考えられます。
さらに、発達障害の方は姿勢が悪いことが多いので、体がぐにゃぐにゃになってしまうことがあります。
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また、発達障害の方は体幹の筋肉が弱いことが多く、せっかく筋肉がついたのに贅肉がついてしまうことがあります。
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発達障害は、
- 運動能力
- 筋力、
- バランス
など様々な問題を引き起こす可能性があります。
運動不足のため、あるいは筋肉が未発達なため、筋力不足になることもあります。
また、発達障害の中には、姿勢に問題がある場合があり、これが体のふにゃふにゃ感を助長することもあるので注意が必要です。
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発達障害だと体幹が弱い原因
体幹とは、腹筋、腰筋、股関節屈筋などで構成される身体の部位のようなものです。
体幹は機能的な動作に不可欠であり、体幹の筋肉が弱いと、
- 姿勢の悪さ、
- 安定性やバランスの低下、
- 筋肉のアンバランス
を招きます。
発達障害のある方は、体幹の筋肉が弱いことが多く、体がふにゃふにゃしているように感じることがあります。
それに体幹は、体に安定性と強度を与える筋肉群で構成されています。
さらに、体幹の筋肉は良い姿勢を保つのに役立ち、バランスを良くするのに役立ちます。
そのため、姿勢やバランスが悪くなり、体全体がふにゃふにゃになってしまうということです。
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発達障害だと筋肉がつかない理由
そもそも発達障害を抱えている人は、筋肉をつけるのが難しいです。
その理由は以下の通りです。
・まず、発達障害のある人は、特定の運動を行うための筋制御ができないことがあり、筋肉をつけることが難しくなることがあります。
・次に、発達障害のある人は、複雑な指示に従うことが困難な場合があり、運動器具の使い方を学ぼうとするときに、圧倒されたり、挫折したりすることがあります。
・最後に、ジムなどの一般的な施設を利用できないことそのものが、発達障害のある人が筋肉をつけることを難しくしている場合があります。
さらに、一部の発達障害では、規則的な運動習慣に体が適応できないことがあります。
なので、筋肉が弱くなり、体が引き締まらず、硬くなることがあります。
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発達障害だと姿勢が崩れる理由
発達障害のある人は、姿勢が悪くなることが多いです。
その理由は以下の通りです。
・まず、協調性や筋肉のコントロールが不十分なため、正しく座ったり立ったりすることが難しい場合があります。
・次に、体幹が弱いために背筋や腹筋が弱くなり、姿勢が悪くなったり、猫背になったりする可能性があります。
・最後に、発達障害のある方は、自分の姿勢を認識し、修正することが難しいため、良い姿勢を維持することが難しくなる場合があります。
姿勢の悪さは、多くの発達障害者に共通する問題です。
その結果、腰や体幹の筋肉が弱くなり、全体的に体が柔らかくなったり、ふにゃふにゃになったりすることがあります。
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まとめ
発達障害のある人は、障害のない人に比べて体が「ぐにゃぐにゃ」していたり、柔らかかったりします。
これは、
- 体幹の筋肉の弱さ、
- 筋肉の蓄積不足、
- 姿勢の問題
などが重なっているためです。
発達障害のある人が、強く引き締まった体を手に入れるために直面する困難や障壁を認識することが重要です。