こんにちは、現役保育士です。
0歳児の赤ちゃんに読む絵本の選び方についてですが、結構適当に選んでしまっている保護者の方も多いように感じます。
今回は絵本の選び方とおすすめの絵本を詳しく紹介していきます。
0歳児の絵本の選び方
0歳児と読む絵本は絵本の内容よりも音が鳴るタイプがおすすめです。
音の出る絵本は0歳児の発達にとても良い影響を与える事が近年発覚してきました。
音の出る絵本は視覚への刺激だけではなく、聴覚の刺激やママとのコミュニケーションなど様々な点において子供の成長に良い影響を与えると言われています。
他にも音の鳴る絵本を見ていると、文章の構成や物の名称などを子供が成長していくにつれ次第に、感覚的に分かるようになってきます。
なのでその分子供が話し始めるのが早くなると言われています。
動物の鳴き声が聞ける音の出る絵本
動物の鳴き声の聞ける絵本でおすすめなのはこちらの絵本です。
こちらの動物の鳴き声の聞ける絵本は私が勤務している保育園でも採用しており、タッチするだけで鳴き声が鳴るので子供の興味を引きやすいです。
0歳児でも保育士と一緒に座って見ていますが、この絵本が「指さし」という動作のきっかけとなった事もあります。
それだけ子供の好奇心を刺激するような構造になっているのだと思います。
また1歳頃になると自分で動物を差して鳴き声を聴く事もできるので長く使える絵本だと思います。
また動物のイラストで名前が理解できるようになるのと同時に、鳴き声によって動物の判別が出来るようになるので、それだけでもこの本を0歳児と一緒に見る事は子供の適切な発達に繋がると思います。
乗り物の音が出る絵本
乗り物の音が出るタイプの絵本はこちら
こちらもわくわくどうぶつずかんと同様音の出る絵本ですが、乗り物の効果音が出るタイプです。
ライトが光ったり、「マル・マル・モリ・モリ」などの有名な曲のメロディも入っています。
子供は成長していくに連れて乗り物に興味を持つようになるので、興味を持たせるきっかけとして0歳児に読み聞かせてみるのは良いと思います。
アンパンマンの音の出る絵本
アンパンマンの音の出る絵本のおすすめはこちら
子供の好きなアンパンマンの音の出る絵本も子供の興味を引くのでおすすめです。
こちらも動物がキャラクターになっていて登場したり乗り物のイラストがあるので、子供に名称を覚えさせるのに役立ちます。
他にも色彩を理解したり数量が理解できるような内容になっているので、0歳のうちから子供と一緒にこの絵本を読んでおくことで子供の理解力の成長に繋がると思います。
まだ1語文も話せない子でもママと一緒なら十分楽しめるでしょう。
0歳児の発育は絵本がおすすめ
0歳の段階ではまだ言葉が分からないので絵本の読み聞かせをする必要は無いと言う方もいるようですが、絵本の読み聞かせをする時期というのは0歳児が最も適していると言えます。
0歳児のうちから絵本の読み聞かせをしていることで子供の感性が磨かれ、自分で考える能力が高くなると言われています。
その変化は1年や2年で分かるものではありませんが小学校中学年くらいになると0歳のうちから読み聞かせをした子供と絵本を全く読まなかった子供では発達に違いが見受けられるかもしれません。
具体的には抽象的な表現が理解できるようになったり、何か問題が起こった時など自分の力で解決できる能力が伸びている事が多いです。
1歳半検診の練習にも繋がる
1歳半検診では子供の発達状況を知る目安として、動物などのイラストを指さしして子供が理解できるかどうかを検査するという項目があるのですが、
0歳児のうちから絵本を通じて動物や物の名前を感覚的にでも理解して知っておく事で1歳半検診に引っかかる可能性も軽減できると言えるでしょう。
また後天的な発達障害の予防にも繋がると言われています。
まとめ
いかがでしたか?
0歳児は言葉がまだ理解できないので絵本の読み聞かせは必要ないという方もいますが0歳児こそ「成長のきっかけ」を得られる機会になるので絵本の読み聞かせは重要ですよ。
読み聞かせの際にはやはり0歳児でも興味を持てるように音の出る絵本がおすすめです。
その際、動物や乗り物の名称を覚えられる絵本が、より子供の成長発達には良い影響を与えるでしょう。
また、楽器のおもちゃも0歳児の成長にとても良い影響を与えると言えます。よろしければこちらの記事もご覧になって見て下さい。
0歳でも遊べる楽器や音楽が鳴るおもちゃ【4選】の記事はこちら
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