子供が保育園で怪我させた時の対応|謝罪や菓子折りは必要?

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この記事は発達障害児の保育経験があり、社会福祉主事任用資格を保持した保育士が執筆しています。

こんにちは、保育士です。

子供がよその子に怪我をさせた時はどのように対応、謝罪をすればいいのかを伝えていきたいと思います。

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本来は保育園側の責任

子供が保育園で友達に怪我をさせてしまった時は本来であれば事の発端はどうあれ全て保育園側の責任となります。

保育士としては園に所属している以上

「怪我をさせられた側のご両親に謝罪は必要ですか?」

という質問を受ければ

「私の責任ですので必要ありません」

と答えるでしょうが、今後も行事などで付き合いのある保護者の方であれば、わだかまりを解く為にも謝罪は必要かもしれません。

医療費の負担は必要無い

現代ではあまりいな無いかと思いますが、たとえ相手が

「怪我をさせた側が全て悪いから医療費を払え」

と言ってきても払う必要はありません。

というのも医療費は入園時に自動的に加入するようになっている保育園の保険でまかなわれるようになっているので、個人では絶対に解決する事の無いようにした方がいいです。

どちらにとっても損をする可能性もありますし、お金が絡んでくると余計話がこじれる可能性もあります。

子供が怪我させた時の対応

子供が友達に怪我をさせてしまった時には、その時の状況を詳しく担任の先生から聞くようにしましょう。

相手と話が合わなければ、謝罪時に不満を感じる方もいらっしゃいます。

子供自身が話が出来る年齢であれば、直接子供に聞くのもいいでしょう。

子供の話と先生の話が矛盾していたら、もう一度担任の先生に問い合わせるくらいはした方がいいかもしれません。

保育士の私が言うのもなんですが、自分の責任を少しでも軽くしようとウソとまでいかなくともごまかしを添えて話をする場合もあります。

情報の共有はしっかりとしておきましょう。

謝罪は必要?

「謝罪は必要ではない」というのはあくまでも私たち保育園側の建前です。

社会一般常識では、子供の怪我はお互い様という認識はあれど、謝罪に来なかったら来なかったで、

変なわだかまりが出来るのは必然です。

ママ友のネットワークも凄いですので、事が大きくなる前に謝罪をするのは自分の為にも必要であると言えるでしょう。

謝罪は保育園は通して

また、怪我をさせられた保護者に謝る際には必ず園を仲介役にしてください。

子供を預かる立場として保育園の責任である事には変わりないのですから必ず謝罪は保育園を通して行いましょう。

個人同士で解決すると、医療費的な部分でも話がこじれる可能性があります。

怪我の大きさにもよる

謝罪は必要と言えども、怪我の程度にもよるかと思います。

例えば絆創膏1枚で隠れきるほどの浅い怪我であれば、謝罪は必須ではないかもしれません。

ただ、顔の怪我や病院へ行くレベルの怪我であればお互いの為に必ず謝罪をしましょう。

菓子折りは必要?

謝罪の際に菓子折りは必要であるかと聞かれると、必ずしも必要であるとは言えないです。

これも怪我の程度によりますが、相手が

「この程度の怪我でそこまでしなくても・・・」

と思われそうだという場合には頭を下げて誠意を見せるだけでも十分です。

お互い気を使い合うのも疲れますし、菓子折りを渡す事で余計相手に意識させ、今後付き合いづらくなってしまうかもしれません。

昔と今の違い

昔の保護者は今で言うモンスターペアレントが非常に多かったので、保育園にも

「怪我をさせた子供の保護者を出せ」

と怒鳴り込んで来るような保護者もいました。

しかし、現代ではそのようなぶっ飛んだ保護者の方はあまりおらず、SNSの発展や情報社会の影響からか

「子供の怪我はお互い様」

という認識の保護者の方が多いです。

ただ、ママ友同士の影口、噂話は今も昔も変わらず多いです。

子供の為にも保育園の保護者同士との関係は崩さず保っていた方が良いでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

保護者同士の子供の怪我をさせた、させられた後の対応は、今後の保育園の行事などで顔合わせする時に、わだかまりが生じないよう最善を尽くすべきだと思います。

私の耳にもちょくちょく入ってきますが、ママ友のネットワークはものすごいです。

1人に悪い印象を与えてしまうと、あっと言う間に園内で噂が広がってしまうので、気を付けた方がいいですよ。

以上、保育士の助言でした。

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