発達障害の予防や改善に繋がるおもちゃ【3選】

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この記事は発達障害児の保育経験があり、社会福祉主事任用資格を保持した保育士が執筆しています。

こんにちは。現役保育士です。

今回は発達障害の改善や予防に繋がるおもちゃを3つ選びましたので紹介します。

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発達障害の予防って?

発達障害とは脳の病気である為、発症に気付くその時まで出来る事は何もないと思われがちですが、子供が成長していくに連れて起こりうる言葉の遅れや発達の遅れに関しては、子供の過ごす環境を改善する事で発達スピードを上げ、同年代の子達に追いつくよう促す事は可能です。

逆に言うと子供にとって適切な環境で子育てをしなければ、発達に遅れが生じるのは至極当然とも言えますね。

では子供の発達に遅れが生じないようにする為にはどうすればいいのかと言うと、なるべく子供自身が自発的に物事を考える機会を与えてあげる事が重要です。

子供の発達を妨げる要因として「無関心」が一番危険だと言われていますが、子供が自発的に何かを考えるよう促すには、とにかく興味を持たせる事を意識しましょう。

特に子供は「遊び」の中で沢山の事を学び人格を形成していくので、おもちゃが成長の要(かなめ)となります。なるべく子供の興味を引きやすいおもちゃ選びをする事が重要です。

改善は出来る?

発達障害の改善についても、おもちゃごときでは不可能と思われがちですが、実際のところおもちゃ遊びは子供にとって療育として重要な要素になるので改善は可能だと言えます。

そもそも発達障害の治療法は薬物療法か療育の2種類が主である事が多いです。

薬物療法はその名の通り薬を投与する事で発達障害の症状を抑える治療法ですが、重要なのはもうひとつの治療法、療育と呼ばれる発達障害の子供に合わせた環境設定です。

療育とは一人ひとりに合わせた環境設定や学習方法によって子供の持つ本質そのものを健常児に近づけようという取組みの事です。子供が過ごす毎日の中で常に適切な発達が出来るよう誘導していくというイメージですね。

子供は知育玩具によって成長の要(かなめ)である遊びを経験するので、子供の年齢が低ければ低いほどおもちゃ選びは重要であると言えます。

おもちゃは何がいい?

では具体的にどんなおもちゃが良いのかと言うと、やはり子供の発達を助長する目的で作られた知育玩具が最適だと感じます。

発達障害の子供は精神的な発達の遅れが影響し、言葉が出が遅いという特徴を持っている事から、言葉の発達を助ける知育玩具を始め、子供が自発的に物事を考えられ、自分自身で問題解決出来る能力を養うようなおもちゃを選ぶ事が重要です。

発達障害におすすめのおもちゃ

発達障害の予防や改善に効果のあるおもちゃを保育士目線でアマゾンの商品をいくつか選出したので紹介します。

ことばずかん

【アンパンマン ことばずかん 】の詳細はこちら

1つ目に紹介するのはこちらの「ことばずかん」です。言葉の遅れが目立つ子供が遊ぶ知育玩具として有名ですが、発達スピードを上げ、同年代の子供に追いつくには最適なおもちゃだと思います。

というのもこちらの「ことばずかん」は膨大な数の言葉が収録されており、タッチペンで子供が気になる絵をタッチするとアンパンマンがそれは何なのかを教えてくれる為、これで遊ばせておくだけで、自然と沢山の言葉を覚えていきます。

前述した通り、子供に言葉の発達を促すには、言葉に興味を持たせたうえで身近に言葉を感じられる環境が必要です。

子供の好きなアンパンマンの「ことばずかん」であれば、興味を引きやすく、「この絵は何だろう?」という疑問も産まれやすいです。

また2語文モードというものも搭載されているので2語文がまだ出ない子や、会話がまだ出来ない発達段階だとしても、言葉と言葉の組み合わせを学べるのでスムーズに次の段階の言葉の発達に繋がるかと思います。

くみくみスロープ

【くもん くみくみスロープ】の詳細はこちら

KUMONの出している「くみくみスロープ」というおもちゃも発達障害の改善や予防におすすめです。

このおもちゃは粘土やレゴブロックと同じ「制作」を楽しむおもちゃですが、遊ぶ目的は作る事では無いのがポイントです。

どういう事かというとこの「くみくみスロープ」は子供自身で簡単にコースが作れ、その作ったコースで遊ぶ事が出来ます。

ありそうでなかなか無いおもちゃです。

例えるとしたらプラレールが近いかもしれませんが、「くみくみスロープ」は上部で落としたボールが作ったコースを転がり最終的に一番下の段に到着します。

自分で作るピタゴラスイッチのようなものですね。

なぜこれが発達に良いのかと言うと、空間を3Dで楽しむおもちゃなので、より視覚的な刺激を感じやすく、子供の興味を引きやすいです。

また、作った仮定を体験しつつ、自分でそのコースで遊ぶ事によって達成感も感じ、子供の成功体験として記憶に残りやすいので成長にも確実に良い影響を与えます。

なかなか自発的におもちゃで遊んでくれない子供でもこのように見た目から「面白そう!」と感じるおもちゃは夢中になる可能性が高いです。

マグネットブロック

【 マグネットブロック 】の詳細はこちら

マグフォーマー系の知育玩具も発達障害の改善や予防におすすめです。

こちらのアマゾンの商品は磁石でブロック同士を接続する事が出来るので、「くみくみスロープ」で遊べない指先を器用に使えない子供でも簡単に遊ぶ事が出来ます。

発達段階がまだ進んでない子供にとっては初めて空間を認識し、3Dの制作が出来るきっかけになると思います。ガラスのような色彩をしているので普通のブロックより視覚的な刺激が強く子供が興味を持ちやすいです。

また磁石により簡単にくっついて自分の想像を形に表しやすいので表現力が養われます。

このおもちゃに子供が興味を持ち、いつでも遊べる環境にあるとしたら確実に発達障害の療育にも結びつくかと思います。

まとめ

いかがでしたか?発達障害の改善や予防にはおもちゃ選びが非常に重要な要素となります。

知育玩具で遊ばせるという療育は子供の言葉の発達や生活に必要な能力を養うのに最適だと言えます。

おもちゃ遊びから子供の成長に結びつける為にはそのおもちゃ自体に興味を持って貰う事が重要となりますので、視覚的な刺激やさわり心地から子供が「楽しそう」と感じる物を選びましょう。

以上、保育士の助言でした。

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