シングルマザーの数は現代の日本では年々増えているようですが
シングルマザーの育児疲れは普通の子育ての比ではありません。
もくじ
普通の子育てと何が違うの?
シングルマザーの子育ての大きな特徴は家事と育児を両立させなくてはいけない事です。
これは相当ハードな事で、専業主婦でさえも育児疲れを感じる事が普通であるにも関わらず、シングルマザーは育児、家事、仕事と全ての面でがんばらなくては、育児ができる適切な環境にはなりません。
当然育児疲れを感じますが、そこで簡単に休養を取る事ができないのです。
本来育児とはパートナーとの協力によって行うものですが、それができないという事は単純に負担が二倍近く、母親にのしかかるという事です。
シングルマザーには絶対ならない方がいい!
今もし、パートナーとの相性が合わず、シングルマザーになりたいと思っている方がいたら、絶対にやめておいたほうがいいとはっきり言います。
今は目の前が真っ暗で、早くパートナーとの関係を終わらせたい気持ちでいっぱいであり、この嫌な気持ちをでずっとこれから生活するくらいなら、シングルマザーになった方がマシだと思うかもしれません。
しかしどんなに覚悟を決めて離婚届にサインをしたとしても、シングルマザーの生活は、子供の為に、自分の全て犠牲にするものとも言えるので、初めは必ず後悔します。
いずれこれで良かったと思う事もあるかもしれませんが、やろうと思えばパートナーとの関係を続けられるという場合は、軽々しく離婚をするのは絶対にやってはいけません。
どんなに今が辛くても、家事、仕事、育児を全てこなすというのは、精神的にも肉体的にも、今後の生活の方が絶対に苦しいと思ってください。
子供の発達への悪影響
片親で育った子供はかなり高確率で愛情不足になります。
これは子供と一緒にいる時間を作る事が出来ないのが原因ですが、子供に対し時間を使いすぎると、金銭面で現状の生活を維持するのが困難になったり、休養する事が出来ない為、
自分の体を壊してしまったりと、さらなる悪循環を生んでしまうので、無理をすれば改善できる問題ではありません。
愛情不足になってしまった子供は、人の気を引こうとする意志が通常の家庭で育った子供よりも強い為、過剰に人に甘えるようになったり、攻撃的な性格になったり、問題行動を数多く起こすようになってしまいます。
子供が成長する上で、過剰なストレスというのは最も良くないものです。
子供の満たされない気持ちには絶対に気付いて対処してあげる事が重要です。
パートナーと別れるよりも
シングルマザーになるよりもパートナーとの関係を修復する方が、単純にはるかに簡単だと言える場面は多いです。
離婚という選択をする前に本当に、これしか方法がないのかもう一度よく考えてみましょう。
あなたが妥協し、変わることで現状が今より良くなることは絶対にもうありませんか?
それでもシングルマザーになりたいというか方へ
ここまで読んで、なおかつそれでもシングルマザーになりたいと感じている方は、よほど今の生活が辛く、苦しいものなんだと思います。
先の事など考えられず、今この現状を打破する方法がもうないという事なんでしょう。
このような方はパートナーと別れるよりも、覚悟を持ったうえでシングルマザーになるというのであれば、そのような生き方もアリだとは思います。
シングルマザーは実家に頼ろう
どんなに体力に自信をもった方でも、さすがに子育てと家事と仕事を全て完璧にこなすのは難しいです。そんな時は実家の母や父を頼れる環境で住む事がとても重要です。
子育ては母として、一番優先するべきものですが、安全に正しい子育てをする為には生活費の確保や、家庭での仕事も必須と言えます。
そこで実家の力を借りる事で自分への負担を大きく減らす事ができるのは大きいでしょう。
無理をすれば自分一人でこなせるとは思わないほうがいいでしょう。
甘えることは自分の為というよりも子供の為だと思いましょう。
支援制度を利用しよう
シングルマザーが利用できる可能性のある支援制度で代表的なものに、母子手当、児童扶養手当というものがありますが、これは絶対に利用するべきです。
地方自治体から支給されるものですが、0歳~18歳までの子供に対し所得に応じて、適正な金額が付与されます。
これを利用するのとしないのでは、生活のレベルがかなり変わってくるので、恥とは思わず、子供の為に必ず利用を検討してください。
まとめ
いかがでしたか?
シングルマザーが近年増えてきてはいますが、軽い気持ちでなろうとは絶対に考えてはいけません。
本気でシングルマザーでこれからやっていこうと考えている方は、支援制度や周りの人の力を借りる事でいくらかマシにはなりますが、
本当に子供の為を思うのであれば、パートナーとの関係を修復するよう努力をした方が子供の為、自分の為にも絶対に良いと思います。
以上!保育士の助言でした。
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