4歳の息子が言葉の遅れと診断されたとき、私は軽くパニックになりました。
息子は言葉を話したことがなく、言語療法士から、「自閉症スペクトラムの可能性もある」と言われていました。
- どうすれば同級生に追いつけるのだろう?
- このまま話せるようになるのだろうか?
と、不安でいっぱいになりました。
じゃあこの記事では、私の実体験をもとに、
4歳で【発語なし】だった子供のその後の生活と、
言葉の遅れは追いつくのかどうか
について、解説していきます。
4歳の子供が【発語なし】だった体験談
息子が[発語なし]と診断されたとき、それを受け入れるのは信じられないほど大変なことでした。
親として、息子との会話を待ち望んでいましたし、
- 息子が何を考えているのか?
- 言葉でどんな表現をするのか?
が、シンプルに楽しみだったんですよね。
でも今後は、そのような機会を得ることができないかもしれないという事実を受け入れるのは、難しいことでした。
⇒私が「健常児が欲しかった」と思う理由【本音を暴露】定型児が羨ましい
しかし、支えてくれる家族と優れた言語療法プログラムの助けを借りて、少しずつ前進することができました。
私たちは息子に基本的な言語スキルを教えることに重点を置き、
最初のコミュニケーションには手話を用いました。
そして少しずつですが、基本的な指示や言葉を理解させることができるようになりました。
【発語なし】だった子供のその後
進歩は遅く、困難でしたが、非常にやりがいのあるものでもありました。
息子が基本的な言語能力を学び始めると、より高度な概念に進むことができました。
他の人と交流し、会話を理解することができるようになりました。
4歳で【発語なし】だった子どもの進歩は著しいです。
セラピーと薬物療法を受けた後、その子はコミュニケーション能力にも大きな進歩を遂げました。
そしていつの間にか、自分の気持ちや考えを効果的に表現できるようになり、言語能力も飛躍的に向上しました。
さらに、子どもは仲間や大人と、より有意義に交流できるようになりました。
⇒4歳で言葉が出ない子供は知的障害?|はっきりしないけど理解している場合は?
【発語なし】の4歳児のその後の生活
実は息子の言葉の遅れの原因は、まだ完全には解明されていません。
最も可能性が高いのは、遺伝的要因と環境的要因が重なったということです。
いずれにせよ、言葉の遅れの原因を理解することは、その治療方法をよりよく理解するために重要なことでした。
4歳で[発語なし]となった子どもは、ほかの子供にはない問題も抱えることがあります。
自分の欲求やニーズを明確に表現することができず、仲間や大人と効果的にコミュニケーションをとることができないのです。
また、自分と同級生との違いを強く意識するようになるため、子どもにとって精神的なストレスになることもあります。
4歳で[発語なし]になると、親も苦労します。
これは残念ながら事実です。
精神的にも試練が伴うかもしれません。
しかし適切な治療により、子どもはコミュニケーション能力を前向きに向上させることだってできます。
⇒自閉症は一生喋らない?|いつから話せるようになるのか?|発語を促す方法
【発語なし】のその後にすべきこと
お子さんが言葉の遅れと診断された後、できる最善のことは、専門家の助けを求めることです。
主治医や言語療法士に相談し、適切な診断と治療計画を立ててもらいましょう。
さらに、お子さんが新しい言語スキルを練習するように、肯定的な強化策を用いることも重要です。
⇒【自閉症の話せない確率】どのくらいの割合で言葉が出ないのか?
4歳児の言葉の遅れは追いつく?
[発語なし]と診断された4歳児の言葉の遅れは追いつくのか?という話。
結論から言うと、「イエス」です。
しかし、言語能力は時間をかけて発達していくものであり、難聴や自閉症スペクトラム障害など、特定の要因が子どもの言語発達の進行に影響を与える可能性があることを忘れてはなりません。
したがって、根本的な要因に対処し、必要に応じて治療するために、医療専門家と協力することが不可欠です。
難聴が原因であれ、その他の要因が原因であれ、4歳児の言葉の遅れを改善するためには、
- 言語療法、
- 理学療法、
- 作業療法、
- 心理療法
などが含まれることがあります。
さらに、
- フラッシュカード
- ゲーム、
- 聴力検査、
- 絵本
などの活動で、ご家庭でもお子さまの言葉の発達をサポートすることができます。
言葉の遅れの潜在的な原因を理解し、介入を求め、家庭で言葉の発達をサポートすることで、お子さんの言葉の遅れが追いつくようにすることは全然可能ですよ。
⇒自閉症児が同じ言葉を繰り返すときの対応方法|何度も言うのはなぜ?
まとめ
[発語なし]と診断された4歳児の子育ては大変な経験ですが、意気消沈し、敗北感を味わう必要はありません。
ですから、積極的に専門家の助けを求め、前向きでいることを忘れずに、お子さんに必要な励ましを与えてあげてください。