認定こども園って夏休みはあるの?|預かり保育や1号認定について

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この記事は発達障害児の保育経験があり、社会福祉主事任用資格を保持した保育士が執筆しています。

こんにちは、現役保育士です。認定こども園のシステムってややこしいですよね。

今回はめちゃくちゃ簡単に、こども園には夏休みがあるのかどうかについて説明していきます。

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認定こども園について

そもそも認定こども園って保育園や幼稚園と何が違うの?と思っている方が多いかと思います。

制度がややこしいので完全に理解するのに時間がかかるので調べるのもめんどくさいですよね。

めちゃくちゃ簡潔に説明をすると認定こども園とは幼稚園と保育園の中間です。どちらの機能も兼ね備えてる施設といった所でしょうか。

ではその認定こども園には夏休みがあるのかどうかについて説明していきます。

夏休みはある?

認定こども園に夏休みについてですが、結論から言うと夏休みがある子と無い子に分けられます。

「え~同じ施設に通っているのに分けられるの?」

「なんだかややこしいな~」

と思う方もいるかと思いますが、それは認定こども園のシステム上仕方のない事です。まず認定こども園に入園する際には、子供がこども園のどんな機能を使えるのか認定を受けます。

「~号認定」とか聞いた事はありませんか?

その認定に1号と判断された子供に関しては夏休みがあります。

1号認定を受けた子供は、夏休みに限らず冬休み、春休み、記念日などの祝日も休みとして設定されている事が多いようです。

1号認定って?

では1号認定を受ける子供ってどう判断してるの?という話ですが、簡単に言うと保育を必要としない3歳児から5歳児の事を差します。

つまり認定こども園の中の幼稚園機能だけしか使えない子供という事ですね。

この認定は保育料などにも関わってくる為、保護者として最低限の事は知っておくのは重要です。

まだ入園していない子供を抱えている保護者の方は大体でいいので自分の子が何号認定になるのか把握しておきましょう。

【認定こども園の保育料の平均額はいくら?年収によって変わる?】の記事はこちら

認定の受け方

1号認定と2号、3号認定の子供では認定こども園に入園する際の手続きが違ってきます。

「夏休みがあっても構わない」

「認定こども園の幼稚園の機能しか使わなくていいや」

という方は認定こども園に直接申込みをして内定をもらった後、園から自治体に1号認定の申請をしてもらえますが

「夏休みがあると困る!」

「認定こども園の保育園の機能を使いたい!」

という方は入園前に自治体に自ら申請をする必要があります。

自治体から保育の必要性が認められた場合に認定書という物が交付されるので、それから自治体を通して認定こども園に利用希望を出します。

要は1号認定でいいなら園から自治体へ、

2号、3号が希望なら自治体から園への流れで手続きを済ませる必要があるという事です。

預かり保育を利用

1号認定を受けた子供を抱える保護者の方には、共働きの多いこの世の中、仕事などの関係上どうしても夏休みなどの長期休みに子供の面倒が見られない方も多いでしょう。

そういった方の為に認定こども園では預かり保育が必ずあります。

幼稚園では預かり保育がやっていない事も多く、親戚や知人に子供を預けなければいけない状況というのも生まれてきます。

しかし認定こども園ではそもそも1号認定の子供しか夏休みは無い為、こども園がやっていない訳ではありません。

2号認定や3号認定の子供は1号認定の子供が長期休みに休んでいても普通にこども園に通っているという事です。

つまり認定こども園は幼稚園と違い、預かり保育を利用しやすいという事です。

もちろん夏休みの無い保育園に比べて費用は多くかかってしまうかもしれませんが、1号認定でどうしても子供の面倒が見られない方は預かり保育を利用しましょう。

まとめ

認定こども園では1号認定を受けた子供に関しては夏休みがありますが、預かり保育が利用しやすい環境なので、子供の面倒を見られない方は利用しましょう。

また2号認定や3号認定を受けた場合と保育料も違ってきます。具体的にどの程度差があるのかは各自治体に詳細があると思うので、把握しておく事が重要です。

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