こんにちは、現役保育士です。
保育園の夏祭りには浴衣を着ると様々なトラブルが予想されます。
保育士目線からなぜ浴衣がダメなのか、理由をいくつか紹介していきます。
もくじ
保育園の夏祭りについて
毎年7月頃になると保育園では夏祭りが開かれます。
園によって言い方は様々ですが、夕涼み会という名前の所もありますね。
夏祭りは保護者参加型の行事な為、不安も多いかと思います。
特に子供の服装に関しては「どんな服装で行けばいいのかな」と疑問に思う保護者は沢山います。
そこで、子供に浴衣を着せようと思っているママ達に保育士の立場から伝えたいのですが、保育園の夏祭りに関しては浴衣を着せるのはあまりおすすめしません。
その理由に関しては記事の下の方で紹介しています。
夏祭りの内容は?
そもそも保育園の夏祭りってどんな内容なの?という方一連の流れを紹介します。
園によって違いはあるかもしれませんが、この内容を見ればなぜ浴衣がダメなのか大体想像できるかと思います。
園長先生の話
保育園の行事の際には必ずある園長先生の長い話です。開会式のようなものですね。
年長さんのお神輿
続いて年長さんクラスのお神輿を披露します。園によっては音楽に合わせてダンスをする所もあるようです。
屋台
屋台が開店します。PTA役員の方が店員さんをやってくれています。子供が楽しめるようなゲーム形式になっているお店もあるでしょう。
盆踊り
子供達全員で盆踊りをします。保護者の参加を促す園もあるかと思います。
花火
最近はやる園も減りましたが、手持ち花火が配られて、保護者同伴で花火をします。
解散
園長先生の話を聞いて解散をします。
浴衣はダメ!
なぜ保育園の夏祭りで浴衣がダメなのかというと園の行事進行の関係上、あまりつきっきりで子供の面倒を見られないからです。
浴衣は子供の側で常にいられる環境でないと、着るには少し不便な所もありますよね。
では夏祭りに浴衣で言った時に考えられるトラブルをまとめてみました。
着くずれが起きる
浴衣なのでもちろん着くずれは起きます。
特に子供は体全体を使ってはしゃいだり、しゃがんだり座ったりする機会が多いのでどんなに着付けをしっかりとやっても着くずれは必ず起きてしまいます。
お神輿や盆踊りなどのイベントに参加する子供の場合は特に、いちいち直していたらきりがありません。
それに途中で担任の先生が子供達を整列させたりするので着くずれを直すタイミングも難しいです。
トイレが大変
そもそもトイレに行かない!という手段もありますがいくらママが
「今日はトイレに行きたい時は早めに教えてね」
と伝えても、何かに夢中になっている間は我慢してしまう子も多いです。
汚れる
出店の食べ物などで浴衣が汚れてしまう事もよくあります。
また屋台のゲームや盆踊りなどでも子供はしゃがんだり座ったりする機会が多いので、園庭の砂が付いて汚れてしまう可能性も高いです。
おすすめの服装
では子供に着せる服装はどんなのがいいのかと言いますと、甚平などの動きやすい服がおすすめです。
たとえ遊具が夏祭りの時に封鎖されていたとしても子供は走り回ったり、遊んでしまうので活発な子供は特に、動きやすい服がいいかと思います。
丈が短いのでトイレでも苦労する事は比較的少ないかと思います。
また浴衣よりも涼しいので盆踊りなどのイベントに参加する子供にとっても機能面で優れています。
甚平は浴衣よりも安く、1000円代や2000円代で買う事が出来るので、金銭的な面でもおすすめ出来ます。
ちなみに下記のはアマゾンで売ってるアスナロのジンベイです。比較的作りはしっかりしているけど安価な物を選出しました。
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男の子に似合いそうなのもありますよ。
まとめ
いかがでしたか?保育園の夏祭りには浴衣はあまりおすすめしませんが、ジンベイなどの動きやすい服装であれば機能性もいいのでおすすめです。
せっかくの年に1回の行事ですし親子共に楽しめるようにトラブルの無いようにしたいですね。
以上、保育士の助言でした。
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コメント
初めまして!さちこと申します。
ちょうど、夏まつりの服装について調べていたところ、こちらのブログに辿り着きました!
とても分かりやすく、参考にしたいと思います(^^)/